2018/05/25

5/25 こみっくがーるず8話良太郎







こみっくがーるず8話があまりにも良すぎてこみっくがーるず8話良し太郎になってしまった。

かおす先生が落ち込む、それを励ます漫画家寮の仲間たちをAパートで描いておいて、Bパートでは大人組の昔話や心情を描くのあまりに構成として上手い。

物語の結論としては「かおす先生はすごい」ということなんだけど劇中は一切かおす先生のすごさ性に触れないのが実に見事で……。何度ボツにされてメゲてもまたネームを持っていくかおす先生は本当にすごい。

それと同時に漫画家寮の取り壊しの話や、小夢の連載話も平行的に進むことでかおす先生が置いていかれる、このままではいられないという切迫感も生み出している。

ここからあと4話前後とアニメも佳境。
日常系作品でいつか終わる日々に接近した名作は数多くありますが、こみっくがーるずでは終わりへのアプローチを時限的に訪れる卒業ではなく、自分や他者の成長という形でじっくりを忍ばせているの本当にすごいと思います。

いや、こみっくがーるず本当にすごい。正直原作は好きだけど大好きってほどではなかったんだけど、アニメのこみっくがーるずは原作の良さを活かしつつ全く独自の世界を築いてる。背景とかすごいもんね。なんか今回の背景に一瞬実写が混じってたような気がしたけど、アレはやっぱり実写だったのだろうか。

日常系アニメにおける背景の重要性については無限に語れることがあるんだけど、今日はGJ部の背景を貼って終わりにしよう。