典型的な下品なフックタイトルで申し訳ない。
一応申し訳程度に検索避けしたからゆるして。
先日メダロットの待望の新作「メダロットガールズコレクション(検索避け)」が発売されました!!
いや、めでたいですね!
今作は今までのメダロットシリーズと打って変わり、女の子を前面に押し出した女の子による女の子のロボトルが楽しめるアクションゲームとなっています!!
いやぁ、とても楽しみですね!! あのメダロットたちが画面狭しと3Dで大暴れだ! ポロリもあるぞ!
クソ
うんち
ゴミ
カス
……
…………
先に良かったところから言っていきましょうか。
ちなみに私はメダロットに関してはズブの素人です。アニメ見て昔メダロットのゲームちょっとやって、ついこの前までペッパーキャットのことをトムキャットレッドビートルと呼んでたニワカです。
なので、ここからの感想はメダロットユーザーの感想ではなく、一萌え豚の意見としてお受け取りください。
良かった点
- キャラデザがかわいい
かわいい
- カスタマイズが楽しい
編成したメダロットがところ狭しと画面を動き回るのでカスタマイズの満足度は高いです。
ところ狭しと書きましたが、別にこれは褒めてるわけではなく単にステージが狭いだけです。
- 声優が豪華
この作品は女の子を脱がす要素を搭載した、萌え豚に媚びるための作品ということで非常に声優が豪華です。
公式もそれがストロングポイントであることを認知してるのか、とにかく声優の名前を前面に出してます。とりあえずキャラクターの横には声優名が表示されてます。
まあこれは昨今のソシャゲなんかだとあんまり珍しくもないですね。 よく見られる手法です。
声優の名前がキャラクター名より大きく表記されるアニメもある。
声優の名前がキャラクター名より大きく表記されるアニメの一例
そしてその豪華声優陣を列挙するとこうなる。
・木戸衣吹 ・洲崎綾
・佐倉綾音 ・東山奈央・阿澄佳奈 ・小林ゆう
・中村繪里子 ・五十嵐裕美
・加隈亜衣 ・藤村歩
・浅川悠 ・Lynn
・ブリドカット・セーラ・恵美
・藤井美波 ・小笠原早紀
・千葉泉 ・青木志貴
・北川里奈 ・白石真梨
・五味紗也加 ・杉山里穂 ほか
表記順が有名な順、実績のある声優順に並べるという非常に悪意を感じる配置だがまあそれはいい。
いやあ、豪華ですね。声優にあまり詳しくないという方でも知ってる名前があるのではないでしょうか。ない? ああそう。
ちなみにわたくしは声豚というやつで、このメダロットガールズコレクションは主役の木戸衣吹ちゃんが目当てで買いました。最悪ゲームがアレでも木戸ちゃんのボイスパックだと思えばいいですからね。
- 中破絵がエッチ
おわり
では不満点をば。
ちなみに、上記で挙げた「良かった点」は全て不満点です。
要するに数少ない長所を数多い短所が完全に食って殺してるということです。
まず戦闘に関してですが、これは及第点でしょう。
それこそ文句をつけようと思えばいくらでもつけられる出来ですが、普通に戦闘してストーリーを進める分には大丈夫な出来だと思います。
しかし、このゲームには「ハイパーフィニッシュ」という要素が存在します。有り体に言えば必殺技を最大まで貯めてから発動して相手を倒せば相手の女の子が脱ぎます。
このシステムを使おうとするならば、「普通に戦闘」というのは出来ません。
このゲームのウリであるはずのこの脱衣システムがまずクソです。
まず脱がせられない。前述のとおり女の子を脱がすためには必殺技を使わなければいけないのですが、その発動条件が「通常の必殺技ゲージを最大まで溜めた状態で(これがまた時間がかかる) 、下画面のメダフォースゲージをタッチし続け最大まで溜めた状態でタッチを離す」というものです。この「タッチし続けて溜めている状態」中に少しでもダメージを食らうとタッチし続けて溜めたゲージがリセットされるのでまた1からに戻されます。
このゲームの戦闘速度はそれなりに速く(某ガンダム動物園ゲームより数テンポ遅いぐらいです)、2VS2というタッグマッチ形式の戦闘システム、更にタッチし続けている最中はボタンの操作も非常にやりづらく、相手が2体とも生き残っていれば高確率でチャージ中に被弾して溜めた分がリセットされます。
これが非常にイライラする。こっちはさっさと必殺技を撃って脱がせたいのに、その必殺技自体がとても撃ちにくい。
ちなみにこの最大まで溜めた後「タッチを離して発動」というのも曲者で、離すタイミングを間違えたりその途中に相手のカットインが入ったりするとこれまた頻繁に溜めた分のゲージがリセットされます。苦行かな?
そうやってして必死こいて発動する脱衣の為の必殺技ですが、当てるのは結構難しい。狙いを外せば普通に当たりません。
また、どれだけ強力な必殺技でもダメージを腕パーツや足パーツに吸われれば生存されるので脱衣に失敗する。
つまり、相手の女の子を脱衣させるためには、「相手を残り1体にした状態でメダフォースゲージを溜めて相手の攻撃を受けないようにMAXにして、外さないように直撃させる」必要があるわけです。
まあまだここらへんはゲームの駆け引きと言えるでしょう。ここは仮に、妨害されないように巧みにゲージを溜めて、相手の腕パーツ、足パーツを排除していざ必殺技を放つとしましょう。
しかしそれでも往々にして脱衣は決まりません。
このゲームは2VS2なので、悠長にゲージを貯めていると味方が殺していきます。
自分が脱がせる前に味方が殺します(大事なことなので)
このゲームの脱衣システム最大の関門は、敵でもCEROでもなく味方です。
基本的に四足パーツを削いだメダロットの耐久力はゴミなので、「味方が殺す前に素早く自分が必殺技でトドメを刺す」ということをしなければなりません。
脱衣必殺技の発射に成功するも、当たる直前に味方のミサイルが先にヒットして相手を倒してゲームセット、という試合もあった。本当にストレスが溜まるゲームだと思う。
ちなみに脱衣し損ねたからもう一戦! というのは出来ない。ボスを倒して一周する必要があるはず。
こういういくつもの関門を乗り越えた先に脱衣CGが見れます。
いやぁ! 感動ものですね!!!!
はい、映るのは一瞬だけです。ホント、女の子が脱いでる絵がパッと現れてパッと消えていく。俺は何もボタンを押してない。
多分脱衣立ち絵が現れてから2秒で消える。細かい実測は有志に任せますがとにかく短い。
そしてこの硬派なゲームにはアルバム機能なんていう先進性に機能に甘えたシステムは搭載されていません。
(※もしかしたら全クリとかで解禁されるかもしれないですが、まあ多分ないです)
脳内に脱衣絵を焼き付けて記憶するしかありません。いやぁ、なんかこの感じ昔を思い出しますね。なつかしなつかしW
そして難易度についてですが、これは不満というより思ったことを。
まず一般戦の敵はクソ雑魚です。多分適当に見た目重視にメダロットをカスタムしてても勝てます。難易度はノーマルやらイージーやら選べますが違いはよく分からないです。
つまりボスまでは特に難易度を気にすることなくゲームを進めることが可能。
で、肝心要のボスですが、鬼のように強いです。
正しく言えば、射撃系の装備でテクニカルに立ち回ろうとすると相当強い。
私は何度攻撃してもパーツリペアで回復されて無限戦術決められるのにブチキレてベッド殴ったらベッドが折れました。
要するにストレスが溜まる特別戦をやらされるボスということです。
ストレスが溜まるボス戦のイメージ画像
でまあ、やってて気付いたんですが、このボスは格闘系の装備でひたすらに一心不乱に攻め続けてダウンを取り続けてゴリ押せば割合楽に倒すことができます。
事実1週目は何も考えずに殺せました(てか1周目ってリペア使ったっけ?)
しかしメダロットはパーツの組み合わせを楽しむゲーム(だと思っている)であり、今まで好きなパーツを組み合わせながら「自分のメダロット」でストーリーを進めていたのに、ラスボスではボスに相性の良い装備を使わなければ下手なアクションゲーマーは(少なくとも自分はアクションゲームは上手いつもりだったけど手も足も出なかったので)クリアすることすら叶わないクソレベルデザインといえるでしょう。
途中から難易度をEASYにしたけど正直、何が変わってるの? というレベルだったし。
ポケモンで例えれば、「今まで愛着を持って育ててきたPTでポケモンリーグに挑んだら手も足もでなくて、途中で手に入る伝説のポケモンを使って戦え」と言われてるような気分になる。
そういえばエピソードデルタもBWもそんな話なのでポケモンも人のことを言えない気がする。
まあとにかく、カスタマイズ性が楽しい作品なのに、そのカスタマイズの幅をそっちから削ってくるのは最悪としか言いようがありません。ガルーラ使えば勝てるレート対戦じゃないんだぞ。
シングルプレイで「このパーツを使わないと勝てないよ」みたいに誘導されるのは本当に不本意でしかなかった。パーツ間の強弱があるのは当然だけど、「そのカテゴリーのパーツを使わなければ手も足も出ないようなボス」は本当につまらない。
ゲームを遊んでてこんなにつまらない気持ちになるってそうはない。
自分のカスタマイズが完全否定された気分になる。プレイヤーのアイデンティティを否定してくるゲームとは……ウゴゴゴ
ちなみに私がカスタマイズしたメダロットがこちらです。
否定されても仕方のないアイデンティティだとは思う
ここからが本題ですが、先ほど私は「このゲームは声優が豪華である」と述べました。
確かに豪華です。声豚には舌なめずりしたくなるほど魅力的な声優さんの方々が揃い踏みされています。
木戸衣吹さんはデビュー作からずっと大好きですし、 小笠原早紀さんは魔法科高校の劣等生役から気になっていた方だったので、この二人の共演は私にとってはスクエアとエニックスの合併、清原と中村紀洋が居るオリックスのようなインパクトをもたらしました。
ところでこのゲームはパートボイスです。
パートボイスというのはどういうものか簡単に説明させていただきますと、フルボイス作品がフルのボイスなのに対してパートボイスはパートにだけボイスです。
言葉を重ねるより実物を見てもらった方が早いでしょう。
こんな感じです。
これがパートボイスです。厳密には特殊な形のパートボイスですが、良い名前が出てこないのでこれもパートボイスです。容量が足りなかった昔の時代のギャルゲとかによくあった方式ですね。
何度も同じボイスを使用することで収録する音声の量が減り、容量を削減できるメリットがあります。
またゲーム作品における声優のギャラはワード換算(読み上げる文字数の数ギャラ)が大半というのは有名な話。
このパートボイス方式なら予算を削減することが出来るので、制作費を個人で賄っている同人ゲームなどでよく見かける音声の使い方ではありますね。
ちなみにこの作品は2016年に3DSというハードで発売された5000円高のゲームです。
フルボイス作品の一例
でね、まあ声に興味ない人はほーん、で? という感じだと思います。
テキストと音声に違和感がありまくったとしても、気にしない人はあまり気にならないと思います。
でもね? ワイはね??? 声優が目当てでこのゲームを買ったんすよ。
買ったんすよ?????????? 声優が目当てでェ!!
公式サイトなり雑誌なりであれだけ声優をオープンに押しといて、公式サイトにはパートボイスである旨の記述は一切なし。体験版をやれという話かもしれないが、私は体験版はやらない主義である。自業自得やないかという意見は受け付けない。
ハッキリ言ってこの売り方は非常に悪質だなと感じた。名のある声優集めて信者を呼び寄せておいて収録されている音声は僅かな、ツギハギで会話にもなってないようなものばかり。
侮辱以外の何物でもないです。舐められとるんですよ俺たちは。
前述の脱衣にしたってそう、女を脱がせられればプレイヤーは喜ぶと思ってる。
喜ぶよ?
でもそれはそういうシステムを真剣に作って快適に脱がせるゲームを構築している立派な先人の方々が作り上げた作品が素晴らしいからであって、面倒な思いしてやっと脱がせて出てきた立ち絵が2秒で消えるような酷いゲームで喜ぶことなんかないよ。
いや、完全にないといえばウソになりますが。それにしたって酷すぎるわ。
このメダロットガールズコレクションからは、「脱がせれば喜ぶやろw」「声優で釣れば売れるやろw」という意図が透けて見えて非常に不愉快です。
別にええんよ?? 声優で釣られても声優の声が聞ければ嬉しいし女を脱がす要素で釣られても女が脱がせれば満足するんすよ。それは間違いない。それ目的で買ったから。
残念ながらこのゲームはその水準にすら達してません。論外です。
客を舐めてる、ユーザーを馬鹿にしてる。プレイヤーを楽しませよう、楽しんでもらおうという意思をゲームから一切感じなかった。伝わったのはとりあえず形にしてゲーム出そうという浅はかな魂胆と、萌え豚を侮辱しきった不愉快な制作態度だけ。
本当死んでくれ。関わった奴の頭をコンクリートブロックで殴りつけてやりたい。
萌え豚を舐めて萌え豚から搾取していいのは本気で萌え豚から搾取しようとしてる奴だけなんだよ。テメェらみたいな浅はかな奴らが見よう見まねでやれることじゃねぇんだよ。
大人しくすっこんでろカス。
マジで死ね。くたばれ。
楽しく遊ぶはずのゲームで馬鹿にされて侮辱される立場の人間の感情なんて分からない人は一生分からないだろうけど、要するにそういうことです。
このブログを読んでる萌え豚一同(どれだけ居るか知らんが)は絶対にこんな舐めたゲームを買わないでほしい。
こんなゲームを買うぐらいなら声優の自撮り画像見ながらシコッて精子を五千円札にかけた方が有意義な紙幣の使い方ができる。
ヲタに媚びればそれで作品が成り立つと思ってるブタは消えて欲しい。本物の情熱でヲタに媚びて作品を作り上げている天才たちの仕事見せてもらえよって感じ
そんなパチモンヲタ媚びゲームとは違い、本気でオタクから搾取するために生み出された本物のキャラゲー 素晴らしいゲームご注文はうさぎですか?? Wonderful party!はプレイステーション・ヴィータにて絶賛発売中!!
皆さん是非買いましょう。私は今から買ってきます。