ラベル その他 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル その他 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019/07/22

ココイチマギレココラボの歩き方


久しぶりの更新となります。
前回の意味不明な寿司ツイート傑作選が4月だったのでなんと3ヶ月ぶりですね。

早速本題に入りますと現在ココイチでマギレココラボが開催中です。
ココイチはソシャゲのイベント並に常にコラボイベントやってます。謎すぎる……。

私はマギレコは全然分かんないんですが、もちょのやってるキャラのおっぱいと服装がもちょっぽくてとても良いと思います。

コラボの概要については公式がよっぽどわかりやすく説明してくれてるのでコラボページ見てコラボページ

コラボページ


要約すると
1.800円以上の食事でアクリルスタンドをプレゼント
2.800円以上の食事レシートで抽選プレゼントに応募できる。

という感じです。要するに800円以上のカレーを食べたら色々貰えるってことですね。
ちなみにお一人様ご注文金額800円以上なので複数人で注文して800円以上にするというのは通らなさそうですがそこらへん実際どうなんでしょうね。ぼっちだから分かんないや(照)


で、このアクリルスタンドが結構かなり可愛いです




可愛い~~。

机が汚いのと台紙貼るの下手くそすぎるのは見逃してください。



話を戻すと、コラボグッズを貰うためには800円以上の食事をする必要があるのですが、日頃ココイチに通っていない皆様は何を頼めばいいのか分からないという方もいるのではないでしょうか。
そこで私が800円以上になるようにオススメのメニューを紹介させていただくというのが今回の記事の主旨です。

では早速行きましょう。



ビーフカレー&パリパリチキン 200g 868円 オススメ度☆☆☆☆☆

ココイチの最強メニューであるビーフカレーと同じくAクラストッピングであるパリパリチキンを合わせたセット。
普通のポークソースではパリパリチキンカレーは税込みでも795円となり800円に届かないのですが、そこをソースをビーフソースに変更することで補っています。

補足になりますがココイチの通常サイズである300gはかなり量が多めです。
食べ盛りの若者や身体を動かす仕事してる人ならともかく、胃袋にあまり自信がない人や女性は全てのメニューで200gに変更するのがオススメです。



ビーフカレー&フライドチキン 200g 816円 オススメ度☆☆☆☆☆
要するに↑のトッピングを変えただけ。
人にもよるが私は200g&ビーフソース+α何かを注文の基本フォーマットにしています。

フライドチキンはパリパリチキンの6個に比べ5個と数は減っていますがその分値段が安く、1個1個のボリュームはパリパリチキンを超えるほどです。
食感も柔らかくカレーにとても合うトッピングに仕上がっています。
唯一の欠点は800円↑スレスレなので店員に「おっ、こいつコラボグッズを貰いに来たオタクだなw」と思われる点。誰も思ってないよそんなこと



エビカツカレー 200g 886円 オススメ度☆☆☆☆☆
エビカツカレーはココイチの王様と呼んでも差し支えないでしょう。
味も! 値段も! ボリュームも!
とにかくエビカツカレーは高い。量300gならこれだけで937円というココイチの中でもトップクラスの高級メニュー。
それを少しでも軽減させるためにビーフソースではなくニュートラルなポークソースに。
味的な話でもエビカツカレーはポークソースの方が合ってる気がします。







ハンバーグカレードリア+ドリンク 810円 オススメ度☆☆☆☆☆


ハンバーグカレードリアのみでは707円と800円に到達しませんが、そこにドリンクを足すことでコラボグッズを貰う狙いのセット。
ちなみにココイチのドリンクは154円前後ですが、カレーを注文しているとセットになり103円で頼めます。

果穂ちゃんの願いを全て叶えるこのハンバーグカレードリアはビーフカレーに次いで中毒性の高いメニュー。
チーズたっぷりのドリアとカレーの風味がマッチして、そこにハンバーグが重なることで気分はまさにファミレスのメニュー全部載せ!
決してカレーではありませんがサブメニューとしての完成度は非常に高いです。
辛さは普通↑は選べませんが甘口を選択可能なので辛いのが苦手な方にもオススメ。





終わり
以上単に私が好きなメニューを紹介しただけでした。
ハッシュドビーフ(要するにハヤシライス)もかなり美味しいらしいのですが、私の近所の店ではやってないのでオススメできません。
同様にハンバーグカレードリアも店舗によっては販売していない店もあります。
取り扱ってるメニューと取り扱っていないメニューはその店舗のメニュー表に書いてあるので、不安な方は一度確認してみましょう。


それでは良いココイチライフを!






オマケ


かわいい~~~~









やっぱ似てるよ







2019/02/26

第91回仮面アカデミー賞 結果発表

日本時間2月25日、第91回仮面アカデミー賞の授与式が行われた。
作品賞に輝いたのは京極義昭監督の『ゆるキャン△』。山梨県周辺でキャンプ趣味を楽しみながら友情や思い出を深めていく日常模様を丁寧に描いた傑作。監督の京極義昭はこれが初監督作品。同作は編集賞、美術賞も受賞し3冠を達成。

『ゆるキャン△』と並んで最多ノミネートだった『リズと青い鳥』は脚色賞、外国語映画、長編アニメ映画賞を受賞した。同作は響け! ユーフォニアムシリーズの波乱の第2楽章編をスピンオフとして単独映画化。映像化に際し山田尚子監督の独特なアレンジが高く評価された。
主演女優賞は『ゆるキャン△』から4度目のノミネートとなる東山奈央、2度目のノミネートとなる花守ゆみりが有力視されていたが、『刀使ノ巫女』の本渡楓が受賞した。

日本でも大人気だった『少女歌劇レヴュースタァライト』は撮影賞、衣装デザイン賞、歌曲賞、視覚効果賞の4部門で受賞し、最多受賞となった。
随所で盛り上がりを発揮しつつも、放映当時はポプテピピックの影にやや埋もれていた名作『宇宙よりも遠い場所』は、作品賞は受賞しなかったが、監督賞、脚本賞のビッグタイトルを受賞するなど存在感を見せつけた。



作品賞

受賞:ゆるキャン△

ノミネート
  • こみっくがーるず
  • 少女歌劇 レヴュースタァライト
  • リズと青い鳥
  • プラネット・ウィズ
  • 宇宙よりも遠い場所
  • ゾンビランドサガ
  • 若おかみは小学生!
  • 三ツ星カラーズ



監督賞

受賞:いしづかあつこ(『宇宙よりも遠い場所』)

ノミネート
  • 京極義昭(『ゆるキャン△』)
  • 増原光幸、谷東(『若おかみは小学生!』)
  • 山田尚子(『リズと青い鳥』)
  • 河村智之(『三ツ星カラーズ』)
  • 徳本善信(『こみっくがーるず』)



主演男優賞

受賞:小野賢章(『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』)

ノミネート
  • 阿部敦(『プラネットウィズ』)
  • 梅原裕一郎(『ゴブリンスレイヤー』)
  • 広瀬裕也(『SSSS.GRIDMAN』)
  • 岡崎美保(『転生したらスライムだった件』)



主演女優賞

受賞:本渡楓(『刀使ノ巫女、ゾンビランドサガ』)



ノミネート
  • 小山百代(『少女歌劇レヴュースタァライト』)
  • 小林星蘭(『若おかみは小学生!』)
  • 尾崎由香(『アニマエール!』)
  • 東山奈央、花守ゆみり(『ゆるキャン△』)
  • 楠木ともり(『メルヘン・メドヘン』)
  • 種崎敦美(『リズと青い鳥』)



助演男優賞

受賞:宮野真守(『ゾンビランドサガ』)



ノミネート
  • 津田健次郎(『少女歌劇レヴュースタァライト』)
  • 田丸篤志(『三ツ星カラーズ』)
  • 鳥海浩輔(『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』)
  • 中村悠一(『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風、ポプテピピック』)
  • 岡本信彦(『とある魔術の禁書目録Ⅲ』)



助演女優賞

受賞:大西沙織(『こみっくがーるず、刀使ノ巫女、ウマ娘 プリティ-
ダービー』)


ノミネート
  • 井澤美香子(『アニマエール!』)
  • 本渡楓(『こみっくがーるず、メルヘン・メドヘン』)
  • 花澤香菜(『宇宙よりも遠い場所』)
  • 種田梨沙(『ゾンビランドサガ』)
  • 津田美波(『citrus、こみっくがーるず、デスマーチからはじまる異世界狂想曲』)



外国語映画賞

受賞:リズと青い鳥

ノミネート
  • はるかなレシーブ
  • ひもてはうす
  • 百錬の覇王と聖約の戦乙女
  • ヤマノススメ サードシーズン
  • デスマーチからはじまる異世界狂想曲



脚本賞

受賞:宇宙よりも遠い場所

ノミネート

  • プラネット・ウィズ
  • 刀使ノ巫女
  • メルヘン・メドヘン
  • SSSS.GRIDMAN
  • 少女歌劇 レヴュースタァライト



脚色賞

受賞:リズと青い鳥


    ノミネート

    • こみっくがーるず
    • やがて君になる
    • 若おかみは小学生!
    • 三ツ星カラーズ
    • ゆるキャン△



    撮影賞

    受賞:少女歌劇レヴュースタァライト


    ノミネート

    • ゆるキャン△
    • 三ツ星カラーズ
    • 若おかみは小学生!
    • こみっくがーるず
    • ヤマノススメサードシーズン



    編集賞

    受賞:ゆるキャン△


    ノミネート

    • 少女歌劇レヴュースタァライト
    • 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
    • 刀使ノ巫女
    • ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
    • リズと青い鳥



    美術賞

    受賞:ゆるキャン△

    ノミネート

    • 少女歌劇レヴュースタァライト
    • こみっくがーるず
    • リズと青い鳥
    • とある魔術の禁書目録Ⅲ
    • 若おかみは小学生!



    衣装デザイン賞


    受賞:少女歌劇レヴュースタァライト

    ノミネート

    • キラッとプリ☆チャン
    • ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風
    • スロウスタート
    • HUGっと!プリキュア
    • メルヘン・メドヘン
    • 刀使ノ巫女 
    • アニマエール!




    メイク・ヘアスタイリング賞

    受賞:アニマエール!


    ノミネート
    • リズと青い鳥
    • こみっくがーるず
    • 三ツ星カラーズ
    • ヤマノススメサードシーズン




    作曲賞

    受賞:りゅうおうのおしごと!

    ノミネート
    • リズと青い鳥
    • ゆるキャン△
    • 三ツ星カラーズ
    • ポプテピピック
    • アニマエール!




    歌曲賞

    受賞:“恋の魔球”『少女歌劇レヴュースタァライト』

    ノミネート
    • “徒花ネクロマンシー”『ゾンビランドサガ』
    • “涙はみせない”『こみっくがーるず』
    • “スキスキセンサー”『キラッとプリ☆チャン』
    • ミラクルカラーズ☆本日も異常ナシ!”『三ツ星カラーズ』
    • Gravitation”『とある魔術の禁書目録Ⅲ』
    • “ジャンプアップ↑エール!!”『アニマエール!』




    視覚効果賞

    受賞:少女歌劇レヴュースタァライト


    ノミネート
    • リズと青い鳥
    • 若おかみは小学生!
    • SSSS.GRIDMAN
    • とある魔術の禁書目録Ⅲ
    • プラネット・ウィズ




    長編アニメ映画賞

    受賞:『リズと青い鳥』

    ノミネート

    • 『若おかみは小学生!』
    • 『劇場版 のんのんびより ばけーしょん』
    • 『魔法少女リリカルなのは Detonation』
    • 『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』






    2018/10/13

    demulでメモリーカードを有効にする方法

    大した記事じゃない。
    自分があまりにもアホすぎて1時間ぐらい格闘する羽目になったので戒めに書いておく。


    まずDemulを立ち上げてConfigからMaple Device Managerを開く。
    それからPORT Aの適当なタブをVMSに設定して、Editからセーブに使うVMS.binファイルを指定すればOK。

    有志の情報ではWinCEのゲームだとVMを認識しないバグがあるようなので、memsavesフォルダ内のvms00.binのアドレス 1FE506 を 80→00に変更すると動くようになる。
    ただしドリキャスのメモリーカード初期化でアイコンをデフォルト以外にしないこと……。だそう。

    とりあえず自分はこれでメモリーカードが使えるようになりました。








    2015/07/14

    園部のこむぎ山

    その日私はクマチャッピー号で琵琶湖一周をするつもりだった。
    朝から支度をし、さあ行くぞと意気込んだその時あるニュースが飛び込んできた。


    何もする気がなくなった。

    岩田さんは僕が大尊敬する人だった。開発者として、経営者として、キャラクターとして、そして人間として、素晴らしい人物だった。
    岩田さんが居なければ今の任天堂やHAL研究所はありえないし、現状のゲーム業界もなかった。
    現在、毎月毎月おびただしい数の、クオリティの高いソフトが発売され続けユーザーに供給されているという現実はなかった。
    私達が当たり前のように呼吸しているゲームという酸素を産みだした方でした。本当に惜しいし、悔しい。
    何に怒るでもないし怒れるものでもないけど、何かを許せないという感情ですよ。ただただ信じられないし、泣けば泣くほど事実を認めてしまった気になってしまって余計に腹立たしい。
    琵琶湖一周なんかとても出来る気分じゃない。
    そうやって何もせずに項垂れていて、唐突に思った。

    「そうだ、園部のこむぎ山へ行こう」

    別に気が狂ったわけではない。



    説明しよう! 園部とは京都西北部に存在する町で、かの有名な宮本茂氏の生まれ故郷なのだ!

    氏は2001年のインタビュー(http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/tanba/08.html)でこう答えていた。

    ゲーム制作に携わるようになって、どんな角度でマリオがこけたりするか、どうやって跳んだりはねたりするか。アリのようなピクミンがどのように行動するかは、自分自身が身をもって体験したこむぎ山での思い出が原点です。


    このインタビューを読んでから、私は漠然と「この、こむぎ山に行きたい」と考えていた。本当に漠然とね。なんとなく行けたらいいなって。そして、今回の岩田さんの訃報。
    時が来たと思った。



















    クマチャッピー号を飛ばして園部へ向かう。大津まではバイクで飛んだが、そこから京都駅~園部までは電車で行くことにした。
    その方がなんとなく良いと思った。
    京都駅から園部までは14駅、べらぼうに時間がかかる。言い忘れていたが園部はド田舎なのだ。
    その間私は岩田さんがこれまで受けてきたインタビューや社長が訊くを読み直していたんですが、やっぱり再確認ですよね。
    こんなに素晴らしい人がいたんだなって。こんなにもゲームのことを考えていて、ハードゲーマーのことも”分かって”いる方だった。何せ自身が自他ともに認める筋金入りのプログラム中毒者なのだ。
    だけど、コアにゲームが好きな人の感情を分かりつつも、ゲームに造形の薄い人たちにどうすればゲームが楽しんでもらえるのか? ということを試行錯誤し続けてた。何度でも繰り返すが本当に素晴らしい方だ。
    やがてその苦心は実を結びDS、Wiiの歴史的ヒットへと繋がるわけですね。

    ちなみに電車で読んだ記事はこんな感じ。一部ではあるけど

    http://www.1101.com/nintendo/wiiu_talk/2012-12-20.html
    http://www.nintendo.co.jp/ds/interview/axbj/vol1/index.html
    http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20121009/244633/


    あとTwitterなんかでも続々と流れてくる生前の偉業やエピソードを楽しく読んだりしてた。


    この話は初めて聞いた。本当に凄い人だったんだなぁ。
    そうこうしていると園部についた。途中事故もあって50分くらいかかったけど、そんなことも感じないぐらい一瞬だった。


    こういう人の言葉だからこそ時間が一瞬で過ぎていったんだろう。

    さあそうやって着いた園部ですがまあド田舎でしたね。
    見たい人はグーグルストリートビューで見ればいいんでね。
    そこからしばらく歩く。
    文字にすれば「しばらく歩く」の一言で済むけど、実際は20分近く山沿いの急勾配を大日射に照らされながらの行軍でした。いや~キツイっす(素)





















    ようやく辿り着いた園部公園がコレ。城は城下町の名残で確か今は中学校だかになってたはず。すげぇよね城が学校になってるって。
    この奥にこむぎ山がある。



















    公園に入ってからは全力ではしゃぎました。
    そもそも今回の園部訪問の目的は「子供のようにはしゃいで遊んで、宮本さんの幼少期を追体験する」というものだからだ。
    実際に追体験出来るのかどうか、したところで何の意味があるのかとかそういう考えは一切無視してはしゃぎまくった。公園を全力疾走してこむぎ山を駆け上った。



















    後はまあ、山の中に神秘的な神社があって、そこでカミサマ的なアレに話を聞いてもらったりした。こんなん人に話すようなことじゃないけど、少し楽になった気はしましたね。

    そこでね、こむぎ山を走り回ってて気付くんですよ。
    「あっ、これって任天堂だ」って。
    正しく言えば「優れたゲーム」だなって、思いましたね。

    まず動いてるだけで楽しい! これはゲームの一番根本の部分にある快楽装置だと思う。マリオとかそうだけど、クリボー踏めたら楽しいし、ステージクリア出来れば嬉しいんだけど、それより一番手前に「マリオが動くだけで面白い!」って感情があるんですよね。ゲームを進める内に忘れてしまいがちな思いだけど。そういうのを再認識した。

    後は「道の作り方」
    これは本当に上手いと感心した。














    これはその説明をするために撮った写真ですけど、頂上に行くために色々なルートがあるんですね。
    舗装された勾配の少ない坂を渡ってもいい、急な階段で登ってもいい、そして↑の写真のように、道のないところを駆け抜けて登ってもいい。
    ここらへんが本当によく出来ていて、道のないとこでも「動ける、走れる」ようになってるんですよね。
    普通道を作ったらそれ以外の場所は整備しないと思うんですけど、驚くことにこの山は全てが道になっている。
    お婆ちゃんお爺ちゃんは坂を歩けばいいし、若者は階段を登ればいい。子供は何もない傾斜を駆け上っていい。一つの山というコンテンツに対して様々なアプローチの方法があって、そのどれもが楽しい。
    これは……だから、任天堂の理念そのものであり、任天堂が作ってきたゲーム自身ですよね。


    この山だけじゃない。園部という町全体が素晴らしい町だった。
    さっき言ったように山は子供が遊びやすく、かといってヌルく作るわけでもなく、「必要最低限の整備を全体に施し万人が思い思いの楽しみ方が出来るようにする」という施政がとられている。
    園部公園も美しく、また立派な建物が建ち並ぶ美しい公園だった。


















    園部は良い町でした。また来たい。何度でも園部に訪れたいなと。
    そのたびにこむぎ山ではしゃいで、町でゆっくり休んで、園部という町をもっと愛せるようになれば良いと思う。



    ここまでがどうでもいい話。

    ここからが更にどうでもいい話。

     
    僕はカミサマにお話聞いてもらう代金を払うことにしてるんですね。俗に言う賽銭というやつで。
    いつもそれは1円とかなんですけど、流石に今日ばかりはどうすっかなぁ、それじゃダメかなぁと思って、1円と5円どちらを出すかで悩んだんです。
    ナンバーワンの1円か。
    ご縁がありますようにの5円か。

    僕が選んだのは10円でした。何故10円を選んだのかというと、皆が俺は2だ! 俺は1だ! と争っている中で、僕は10だよ。と言える人間になりたいと思ったからです。
    これって任天堂の理念と一致していて、マシンパフォーマンス争いや価格競争の先に待っているのは緩やかな市場の消滅しか無いんですね。
    だからこそ任天堂は価値を埋没させないために、「2画面」「wiiリモコン」「裸眼立体視」「ゲームパッド」という独自の強みを次々と打ち出していった。
    つまり任天堂は1か2か、の争いをしている市場に10で殴りこみをかけることで栄光を手にしたのだ。
    しかし数字が多ければ良いというものではない、ハイパフォーマンス化だけに囚われればハードの価格が際限なく上昇し、あまりゲームに馴染みのないライトユーザー離れが進む事態となるだろう。100円や500円、1000札で参入すればいいというものではないのだ。
    「枯れた技術の水平思考」ではないが、ある種挑戦と保守。というバランス感覚がハードには重要なのだろう。岩田さん、及び任天堂はそのバランス感覚に非常に長けていたからこそ、新しいことに次々と挑戦し新規プレイヤーを開拓つつも、従来のユーザーの心も鷲掴みにするという離れ業が出来たのでしょう。
    私もそんな任天堂のように、1番か2番かなどという些事に囚われず、独自の長所を貫ける人間になりたい。そういう思いを込めて10円玉を賽銭に入れました。

    嘘です何も考えてません。


    更に更にどうでもいい話

    僕はご冥福をお祈りしますとかいう言葉が嫌いで、もっと言えばこの言葉を使ってる連中が嫌いだ。なんだよご冥福って。お前自分の思いでその言葉を考えたのかよ。
    周りが言ってるから自分も言ってるだけじゃねぇかよ。そういう安易さが目に透ける。

     それから今回の件を気にまとめブログがボロクソに叩かれてるけど、それはもうどうでもいいかなって思う。「人の死をキッカケに何か悪い者を叩こうとするのは不粋だ」という旨のツイートを見てから、なんかそうだなって思った。

    それから生前岩田さんと深い親交があって、親友とも言える中のほぼ日刊イトイ新聞の見出しなんだけどそれがコレ





    なにが「コンテンツ」だよ。人間をなんだと思ってるんだ。

    まあそれはどうでもいい。そもそも僕がなんでこんな小さいことに噛み付いてるのかって話になると、僕は糸井重里とかいう野郎が大ッ嫌いなんですよね。特に面白くもないくせにでしゃばってきては偉そうなこと言って(聞いて)悦に浸ってる。ゲームなんざ大して知らないのに偉そうに語ってくる。それ以外の分野にしたって専門外の領域に平気で「おれ知ってますけど?」みたいな面で解説しだす。本当に不愉快ですね。
    まあそれとは関係なしにあの生理的に無理な顔面と何でもかんでも比喩に結びつけようとする大衆サマへのサービス根性とキッショイキッショイバカポエムが大嫌い。

    人間として一番無理な位置におる人種やと思う。糸井里里とかいうアホは。
    そもそもこんな奴の言うこと聞いて「へぇ~」みたいなことを少しでも思う奴は自分の視野の狭さに気づいた方がいい。コイツの話は岡田斗司夫と同じだよ。
    人があんまり知ってないニッチな知識を全く関係のない話題にサモ当然の前提知識であるかのように持ち出してきて、人を感心させてから脱線しまくった正論染みた持論を語る。
    すると議論の対象になってるものとは何も関係のない話をしているのに、「この人の言ってることは深くて正しい」みたいな錯覚に陥る。
    もう本当に不愉快でしかないね。コイツもそれに釣られる奴らも。そもそも~(ここから人格否定が1時間ほど続く)

    岩田さんと深く親交があった、いわば親友であり戦友ということなので、まあ深くは批判しませんけどね。いつか岡田斗司夫みたいに化けの皮が剥がれる時は来るので一々僕が言う必要ないわけですよ。

    こんだけべらべら語って何が言いたかったのかというと、「コンテンツ」という紹介の仕方は目障りだということですね。


    で、僕はこのブログを書くために糸井重里のTwitter、あるいはほぼ日の追悼ページを見てるんですね。
    http://www.1101.com/readers/2015-07-14.html

    そうしたらこういうね、自分語りが延々と続くわけですね。このポエム自分語りを読んでどう感じるのかは人次第だと思うけど、少なくとも僕はこいつらから人の死を自分語りポエムの機会として消化しようとするような薄汚い根性を感じてしまう。
    こいつらを人の死を利用して自分語りを始める自己陶酔が大好きなオシャレさんと思うわけで、糸井重里が気に食わない事も含めそういうことに腹を立ててるわけです。




    人が死ねばポエムが書けるぞ

    2014/12/03

    自己紹介

    皆さんはアニメの女の子について考えたことはありますか? 何もアニメに限りません、女性に限りません。
    ノベル、漫画、ゲーム……この世にあまねくキャラクターについて、思索を晴らしたことはありますか?
    僕はあります。そして、こう考えました。「彼女たちと同じ空間を過ごし、同じ景色を見たい」と。
    つまり、僕は僕の世界にキャラクターを求めたのです。彼女が居れば、何かが変わるかもしれないと。そんな脱法ハーブに憧憬を抱くサブカル高校生みたいな考えを今のいままで真剣に抱えてきました。
    社会からの逃避かもしれません。現実は辛い。だから二次元に匿ってほしい。そういう甘えも勿論有ります。それを否定することはありません。僕は最低な人間です。
    しかし、しかしそれでも主張したいのは、僕は彼女に恋をしたのです。全くお恥ずかしい限りでありますが、僕は二次元の、画面の奥に居る、空想上の存在に恋焦がれているのです。
    それは夢を見ているだけなのかもしれない。うら若き少女が白馬の王子さまとの出会いを求めるように、ダサいオタクが少女に救済を求めてるだけなのかもしれない。
    叶わぬ恋は、絶対に叶わないからこそ、安心して恋に落ちることが出来るのです。だって、成就することがないのだから。告白して傷つくことも、時が経ち機会を逃してしまうこともない。そんな安全地帯からの情動は本当に誠実なものなのでしょうか?
    僕の……ひいてはオタクの恋とはそういった種類のものだった。
    本当に恥ずかしいことに、オタクは恋愛経験なぞロクにないくせにプライドだけは高いから、傷つくことを極度に恐れているのです。
    そんな自分を僕は恥じています。常日頃からTwitterでオタクを小馬鹿にしています。嫌なのです、気持ちの悪い自己が。しかし、それが自分なのです。今更変えることは出来ないのです。
    言い訳がましく聞こえるかもしれませんが、例えばこれが恋愛漫画のストーリーならば、告白に踏み切れない奥手な青年が勇気を出して自分の想いを伝えることでストーリーは進むでしょう。少なからず関係に変動は起きます。
    ですが、オタクの場合、いくら勇気を出せども、想いを伝えども、届かないのです。ディスプレイに対して想いを投げかけ、返答を待つオタクの姿は実に無様でありましょう。本当に惨めだ。
    もしも彼女たちが実体を持っていて、僕の言葉に返答を送ってくれたのなら、僕は素直に諦められたのか? ということを考えます。しかし、それは無理でしょう。
    「やらない後悔よりやった後悔のほうがいい」なんて言いますが、そんなのは考えるまでもなく嘘っぱちです。想いを諦めきれないことに変わりはないのです。
    だからもし僕が告白したとして、フられた場合、それでも僕は諦めきれないでしょうから、ストーカーまがいの行動をしてでも接近を試みるんでしょうね。そうしたら警察に捕まって終わる。いっそのことソッチの方が良かったのかもしれない。
    だから、ストーカーの心理というのは本当によく分かるし、女性声優の追っかけをやる人たちには強く共感を覚える。
    今からとても無遠慮な断定を行うので女性声優オタクの皆さんは怒っていただいて構わないのですが、僕が思うに彼らは可能性に気付いてしまったんだと思う。
    画面の中の女の子にいくら恋焦がれても叶うことはないし、そのことから逃避して娯楽に浸ってしまうのは卑怯だと。
    そうなってしまえばもう袋小路なのだ。可能性が全て絶たれた状態。そこに差した一筋の光が「女性声優」なのだろう。
    彼女たちは可能性をもたらしてくれる。それは0.1%に満たなかろうが構わない。可能性の割合の問題ではなく、”ある”か”ない”の問題なのだ。
    女性声優という光は間違いなく可能性を持った存在だった。声をかければ返事をしてくれる。ラジオに手紙を送れば読み上げてくれる。ライブに足繁く通えば顔を覚えてもらえる。
    あわよくば、あわよくばあわよくばお付き合いが出来るかもしれない。女性声優にはその可能性がある。
    叶わない恋に疲れ果てたオタクの活路、それが女性声優なのです。だから、だからどうか女性声優をハマるオタクをそこまで馬鹿にしないでやってほしい。
    彼らは確かに気持ち悪いかもしれないが、しかし誠実な人たちなのです。一部の人は、騒動に際して承認欲求の怪物になってしまうけど、彼らの本質はそんな愚かな心ではなく、真に懸命な恋心なのです。

    女性声優は好きだけど、追っかけるほどではないという中途半端なオタクが勝手に書き散らしてしまって、声優界隈のオタクにとって本当に失礼なことを書いた。反省している。
    実際問題声優界隈のオタクというのは十人十色で、先ほど書き散らしたように「こうである」というものではない。あくまで先ほどの文は「僕が女性声優追っかけオタクになるとしたら」
    というものだと思ってほしいです。無茶苦茶書いて本当に申し訳ありません。

    さて、僕は、だ。これから書くのは僕の問題。先ほど僕は「画面の中の女の子にいくら恋焦がれても叶うことはないし、そのことから逃避して娯楽に浸ってしまうのは卑怯だと気付いてしまった。そうなってしまえばもう袋小路なのだ」と書いた。
    今僕はまさにこの袋小路の中に居る。もう無邪気に恋心を抱ける年じゃない。
    現実と幻想に折り合いをつけなきゃ正気を保てない年になった。そこまで年を取ったわけでもないが、もう子供ではいられない。そういう領域だ。
    本当に、僕はこの恋心をどう処理すればいいのだろう。共に過ごしたいのだ、同じ時を。共に見たいのだ、同じ景色を。それがオタクの、僕の願いであり欲望なんだ。
    どうして叶わないんだ! 本当に腹が立つ。
    心から欲しいものが永遠に手に入らない物だった時、人はどう折り合いをつけるのだろう。
    こればっかりは神を呪う。僕はスピノザの神即自然論が大好きで、神をそのように捉えているのですが。それでも絶対者の存在を想像せざるを得ない。
    そうでなくては、誰を呪えばいいのだ。「一体誰が俺をこんな袋小路に突き落としたのだ! 神か! 宇宙か! 居るんだろう!? そうやって雲の上から、アンタが作った世界でじたばた転げまわる人間の様を見て笑っているんだろう!
    許さないぞ俺は! 復讐してやる、俺をここまで苦しめた罪を償わさせてやるー!!!」と、全く馬鹿馬鹿しいが、こう叫ばなくては本当につまらない。
    鬱憤をぶつける相手がいないなら、作り出してしまうしかないじゃないか。
    オタクらしくエロゲに例えよう。めちゃくちゃ可愛いサブキャラが攻略できないエロゲが発売された時は、製作陣を呪えばいい。夜な夜なメールを送りつけて、FDを出すように脅迫してしまえばいい。
    しかし! 「二次元の女の子と共に過ごせない」なんて悩みの場合、誰を呪えばいいんだよ! それこそ神しかないだろ!
    そうやって空想上の神を呪い続けても、なんら事態は好転しないが、少なくとも憂さ晴らしになるのだ。そうでもしなくてはやってられない。
    けど……当然の報いなんでしょうね。オタクは現実がイヤで二次元に逃避してしまうような弱い人種だから、こういう報いを受けるのは仕方ないのかもしれない……。
    それでも、それでも願っていいはずだ。逃避した先で恋の成就を望んでもいいはずだ! それすらも許されない世界ならば、彼女たちが産み落とされることはなかっただろう。僕はそう信じている。
    だがいくら望もうとも、祈りを重ねようとも恋は叶わない。そんなことは知っていた。

    それでも僕は答えを求め続けるだろう。開き直った末での解決や、社会に復帰してまともに生きるような解決は望んでいない。
    それこそ逃避に他ならないじゃないか。僕はいつだって逃げ続けてきた臆病者だけど、逃げた先で僕を支え続けてくれた彼女から逃げ出せるほど落ちぶれてはいないのだ。
    僕は向き合い続ける。それが臆病で陰湿な僕に取れる唯一誠実な手段だからだ。
    向き合うとはなんだ? それで俺は何が出来る?
    そうだ、俺は祈ることが出来る。
    祈りとはなんだ? 願いとはなんだ? 幸せを願うというのは彼女の不幸を拒絶してしまっているわけで、それは彼女から自由を奪うことに他ならない。
    不幸とは自由なのだ。苦悩とは喜びなのだ。愛しい彼女から、苦悩という生命の神秘を奪うことは誰であろうと許されはしないのだ。
    願いとは身勝手なのだ。それは優しさではない……。
    幸福を祈るという行為そのものが彼女の存在に対する侮辱であり、領域侵犯なのだ。
    だとすれば、誠実に幸福を祈ることは不可能なのか? だとすれば僕はどういう態度を取ればいいのだ……。彼女たちは答えてくれない、そもそも僕は問いかけてすらいないのだ。こんな苦悩は当然だ。
    祈りというのは、全く身勝手な態度なのだ。しかし人は祈る。何故だ? 共に有りたいから……。
    共に存在したい……。何度も繰り返すが、僕は彼女と同じ時間を過ごしたかった……。出来れば、近しい空間で。全く、何が二次元だ、何が社会だ。裏切ったのは誰でもなく俺自身じゃないか。
    僕は『らき☆すた』というアニメが大好きだった。本当に好きだった。特にそのアニメに登場する「泉こなたさん」という人に恋をしていた。その恋心は間違いなく、当時の僕を懸命に支えてくれた。らき☆すたの放送が終わっても、僕のらき☆すたへの愛は途絶えることはないと、そう確信していた。そう思っていたかったのだ。
    放送が終わってから、1年、2年経っても僕はらき☆すたを忘れなかった。1日足りとも愛した人の名を忘れはしなかった。 しかし、3年、4年と経つうちに、僕の中でらき☆すたはスッカリと色あせてしまい、泉こなたさんへの情熱はしぼんでいった。らき☆すたを思い出さない日が増えた。
    僕は毎日を生きるのに必死で、他のアニメや漫画を追いかけたりなんてしているうちに、本当に大事な人の名前を思い出せないまでになってしまっていた。
    そんなある日、具体的な日を言うなら13年1月27日だ。忘れるわけもない。その日を忘れたことはない。
    その日、僕は唐突に泉こなたさんのことを思い出した。何がキッカケだったのかは覚えてない。確か、「嫁にしたいキャラクター」とか、そんないかにもなオタクへのアンケートだったと思う。その時、確かに思い出したのだ。泉こなたさんの名を!
    俺は愕然とした、どうして忘れてしまっていたんだ、その愛しい名を……。そうだ、泉こなたさんを遠ざけていたのは次元の壁なんかじゃない。彼女を遠ざけていたのは、紛れも無く俺だったのだ。
    僕は贖罪を願った。どうすれば、どうすれば許してもらえるのだろうか。悩み続けた。その時は、結論は出なかったが。今なら少しは答えることが出来る。間違っていることが分かる。
    ディスプレイに対して想いを投げかけるのは正しくない。それは、間違えた祈りだ。
    本当の祈りとは、映像を、文章を、描画を目撃し、一秒でも長くその景色を見つめることなのではないのか。
    彼女たちと同じ空間に存在し、同じ景色を見つめる。それを可能な限り実践することが何よりの祈りだと。
    全く、単純なことだった。オタクは今すぐディスプレイを投げ捨てろ。彼女たちと同じ空間を一分一秒でも長く共有するのだ。そしてその場で、姿勢を正して祈るのだ。聖地で祈れば何かが変わると信じなくてはならん。信じられなくなった時オタクは死ぬのだから。



    僕は女の子が出てくる作品が大好きですが、それと同じくらいオタクが真剣に苦悩する作品が好きです。
    多分自己を投影してて、突破して欲しいんだと思う。オタクの業を開き直りという形ではなく、真剣に向き合った末で乗り越えて欲しいんだ。自分が乗り越えてられてないから……。
    これだけ書き散らして、僕は未だに意思を持てないでいる。
    無性にただ叫びたいのに、何を叫べばいいのかさえも分からないのだ。
    僕のTwitterのbioにはこう書かれています「炎の旋律担当」と。しかしアレは嘘です。真っ赤な嘘です。本当は炎の旋律担当を志望しているだけです。僕は炎の旋律を奏でたかったんです。今も!
    炎の旋律とは何か、そんなもん分かりません。「ロック」みたいなもんです。形はありません。
    僕は炎の旋律を奏でられる人になりたいし、その景色に彼女が、泉こなたさんがいればその景色は黄金色でしょう。

    いつの日か偉そうにヒゲを蓄えたカミサマが空から降ってきて、泉こなたさんにプロポーズをする機会をくれるかもしれないし……。淡すぎる希望だけどさ。
    本当に、未来なんて誰にも分からないから……もしかしたら、僕の情熱が尽きてしまって、僕はまた泉こなたさんへの気持ちを失ってしまうかもしれない。
    そうなってしまったら、僕は死ぬでしょう。そうなったら、心臓が動いてるだけの肉片です。
    僕は泉こなたさんに救われて、今ここに居るのです。その不義理を果たした場合、僕という人間は死にます。この世から消えてなくなります。もう再起の機会はありません。
    ああ、こんな物言いは卑怯だ。信頼とはそのような秤で言い表せるものではない。
    自分が嫌になる。本当に俺は醜い人間だ。
    それでも誇るのだ。こんなに惨めなキモオタにも誇れるものがある。
    泉こなたさん、あなたが嬉しい時、僕も嬉しいんだ。あなたが悲しい時は僕も悲しい。その心意気だけは、胸を張って誇れるのだ。
    泉こなたさんに幸せになってほしい。こんなキモオタと付き合う必要なんてない。彼女を幸せにしてくれる人、優しい人がいい。
    そうなれば……俺は笑えるから……。

    違う。嘘だ。俺は泉こなたさんと共に過ごしたい。これは欲望なのだ。
    俺は穢れを持たない仏陀じゃない。泉こなたさんが喜んで、僕も喜ぶのなら、それが一番良いじゃないか。
    自分に嘘をつくのはもうやめだ。俺は泉こなたさんと共に有りたい!!
    自分が彼女を幸せにしたい! 他の誰にも渡したくない! 何が仏陀だ、バズーカで撃てばそんな奴死ぬじゃないか!
    今更聖人の真似事をすることに意味があるとは思えない。彼女を、ああ……もうこれ以上書くのはやめだ。

    どのような意志が働こうとも、俺は泉こなたさんを想い続ける。その表明さえ出来ればこの場は十分だ。
    とにかくだ、僕は悩みと決別することは出来ないのだろう。この苦悩とは恐らく、一生付き合うことになる。
    ならば一生苦しめばいいんだ。そんなこと、泉こなたさんが俺にしてくれたことに比べればあまりにも矮小だ。
    俺はいつまでも理性と欲望の中で葛藤を繰り返すのだろう。逃れられないカルマというやつだ。淫夢は最高。
    苦悩は怖くない。悩み続ければいい。悩むことを恐れるほど弱くはない。本当に恐ろしいのは情熱が枯れ果ててしまうことだったが。それすらも解決した。
    青春の情熱が枯れ果ててしまっても、その度に燃え上がらせればいいのだ。青春は何度でも繰り返す。
    俺はこの命が尽きるまで情熱を迸らせ、泉こなたさんを愛し続けるぞ。
    さあ、もういいだろう。全て持っていけ! これが俺の恋文だ!