2025/06/17

馬券当たりすぎ問題と向き合う

 
 えー、最近馬券が当たりすぎてます。
 5月は4レースに参戦して3的中、6月は3レースに参戦して3的中で7打数6安打打率.857です(4月はないものとする)
5月の回収率208%、6月の回収率は550%。年間回収率も209%に乗りました。
自分でも怖いぐらい当たってるので、この好調の要因を言語化しておきます。
 
天皇賞(春)
◎ヘデントール  1
▲ショウナンラプンタ 3
▲ブローザホーン 8
△ビザンチンドリーム 2 
△サンライズアース 4
 
🎯単勝310円
🎯馬連1810円 
 
ヘデントールの圧勝を確信していたので(実際はアタマ差なので割と危なかった)ヘデントール単勝と馬連を流しました。
相手の中では一番ついてるビザンチンドリームが突っ込んできたのでラッキーでした。三連複も三連単もほとんどついてないので結果的にもこの買い目が良かったかな。
1人気軸で行くときは三連単三連複よりは馬連でスマートに纏めるべきなのでしょう。
 
 
🎯←この絵文字胡散臭さすぎる 
 
 
NHKマイルカップ
◎コートアリシアン 10
△ランスオブカオス 5
△イミグラントソング 11
△マジックサンズ 2
△アドマイヤズーム 14
△アルテヴェローチェ 13
 
不的中 
 
上位勢がイマイチ信用ならなかったので上位勢とそこまで差がないと見込んだ11人気45倍と大穴のコートアリシアンから馬連-ワイドを流しました。
 結果的にコートアリシアンは大出遅れ、人気勢は総崩れで無印のパンジャタワーが勝つ最悪の流れに
コートアリシアン本命は間違ってなかったと思いますが、チキって人気どころに流してるのが良くないですね。人気どころが信頼出来ないと思ってるのに、この買い方は一貫性がない。ワイドを5点も買ってるのも最悪で不的中以上に後悔が残る買い目でした。
所謂助平心丸出し馬券というやつです。
 
コートアリシアンからパンジャタワーやチェルビアットの激走組を買うのが理想ですが、ハッキリ言って相手の選別は不可能でした。
なので絞れてなさは承知で、コートアリシアンの単勝で勝負するべきだったかなと思います。
それで来たとしても戻しはせいぜい45倍程度なので、そもそも絞れてない以上勝負するレースではなかったか。
 
ヴィクトリアマイル
❤ボンドガール 16
◎アスコリピチェーノ 1
◯クイーンズウォーク 2
 
🎯馬連1280円
 
強い馬がしっかり強くてトラックバイアス的にもひっくり返らなさそうなので上位人気の馬連BOXを買いました。
ダノンベルーガ箱推しの弊害でボンドガールは必ず買わなければいけないという呪いを背負っているのですが、BOX買いにしたお陰でボンドガールがぶっ飛んでも無事アスコリピチェーノ-クイーンズウォークで的中。
1,280円とそれなりに戻しもある、買い目を絞った分金額も増やせたので良かったです。
3着には無印のシランケドが激走。これも人気軸なら馬連で纏めて良かった例だと思います。
あと、買わなければならない呪いを背負った馬との付き合い方。
 
オークス 見
 
上位勢が強いけど上位勢にそれなりに不安要素があるという想像しうる限り最悪のレースだったので堂々と桜花賞が終わった時点から見-ケン-を宣言しました。
結局勝ったのは4人気14.3倍のカムニャック。上位勢に不安要素があったので次点のカムニャックは買えなくもなかったとは思いますが、結局デムーロが真面目に走らせたらリンクスティップ-アルマヴェローチェとかいう一銭にもならない決着になっていたはずで見-ケン-が正解だったと思います。
 
 
日本ダービー
◎クロワデュノール 1
△ショウヘイ 3
△エリキング 5
 
🎯単勝210円 
🎯複勝110円
🎯ワイド620円 
 
コース代わりで東京の芝はかなり前が効いてたので一番強くて一番良いポジションにつけるクロワデュノール単勝複勝、そして内枠の2頭に馬連を流しました。あとクロワ-ショウヘイのワイド1点。
(ここから試験的にワイドを1点だけ買う遊びを始めている)
 
結果的にはクロワが突き抜けて大外で苦戦すると思ったマスカレードボールが坂井瑠星のエスコートで見事にポジション確保。ショウヘイは絶好位置から馬券内を確保して単複とワイドだけ当たってギリギリトリガミ回避という感じ。
 
 
今みたらここにミュージアムマイル加えた三連単も買ってました(完全に忘れてたのでハズレを無かったことにする都合の良い記憶とは恐ろしい)
マスカレードボールを入れてたら当たってましたが、無印を悔やんでもしょうがない上に配当は8,460円と地味なショウヘイが来たのにもう一つ。
三連単自体があまり良い買い目ではなかった気がしますし、馬連もマスカレードボールやミュージアムマイルが来ると全然つかないのでここはシンプルに単勝1点に絞るのが正解だった気がします。
2.1倍の単勝に厚く張るのは気が引けますが、最高評価の馬がトラックバイアスと展開に恵まれる想定の2倍で買えるんだったら全然良い。 
 
余談ですが複勝は直前まで1.2倍だったから買ったのにレース後には1.1倍になってました。
JRAはクソ
 
 
安田記念
ジャンタルマンタル  1
▲ガイアフォース 2
▲エコロヴァルツ 7
▲ソウルラッシュ 3
△ウインマーベル 5
△シックスペンス 12
 
🎯単勝420円
🎯複勝180円
🎯馬連9560円 
🎯ワイド2200円
 
 日本ダービーから引き続き中目の前有利なトラックバイアスで、中枠から完璧なポジションで運べるジャンタルマンタルがクロワデュノールのように最高評価で恵まれる想定。
なのでジャンタルマンタル単複と、前に行けそうな馬たちと後ろで一番強いソウルラッシュに馬連を流しました。ワイド1点はガイアフォースに。
 
終わってみればジャンタルマンタルが圧勝して何故か人気がなかったガイアフォースが2着にきたので馬連9,560円と相当付きました。吉村誠之助ありがとう……。
 
基本的な買い方はこれで良かったと思いますが、せっかく最高評価の馬がトラックバイアスと展開に恵まれる想定という1年にそうないレースで、人気もソウルラッシュと分け合って4.3倍だったのだからここは強気に三連単で行くべきでした。
 
本当に買いたくなかったけど渋々買ったシックスペンスが惨敗してますが、この枠にこのぐらいの先行馬が前有利で入ったら抑えるというのを機械的にやれたのでこれはこれで良かった。
大外枠で先行できないと見てたブレイディヴェーグが中団を確保して4着に来ており、マスカレードボールもそうですがある程度の二の足が使える差し馬が大外枠に入れられたら逆に動きやすくなってポジションを取ってくるな。ということを学びました。(そして宝塚ではレガレイラを抑えたが…)
 
 
宝塚記念
ジャスティンパレス  3
◯メイショウタバル 1
▲レガレイラ 11
△ベラジオオペラ 2
△ドゥレッツァ 9
△ローシャムパーク 15
 
🎯単勝1140円
🎯ワイド6520円 
 
能力拮抗してる強い馬が10頭近く揃う大混戦模様に重馬場とかなり難しいレースに。
雨量はあったが今の阪神の高速馬場なら回復すると見込んで重馬場内前残りならメイショウタバル、中目が伸びて芝の良い稍重ならジャスティンパレスの2通りの買い目を用意しました。
買い目はメイショウタバル単勝と軸にした馬からの馬連。ジャスティンパレスの場合はそれに加え穴目だったのでワイド2点をローシャムパークとメイショウタバルに。 
 
中目が伸びて芝が良いと判断して結局ジャスティンパレス軸で行きましたが、結果的にはドンドン内も回復していって高速馬場に乗っかったメイショウタバルが圧勝を決めました。
ジャスティンパレスも3着に来てるのでどっちも来る馬場だったということなのでしょう。
この場合はどっちか、ではなくどっちも買うべきでした。
ベラジオを差せていれば…… 
 
なんだかんだでジャスティンパレスが突っ込んできて高配当のワイドが当たってメイショウタバルの単勝も当たり、悔しいのに懐が潤うという謎のレースに。
メイショウタバルのワイドとか誰も買ってなかったんじゃないか。 
 
内が良くなって高速馬場になってたことは分かってたはずなのに、ジャスティンパレスを買いた過ぎてジャスティンパレス軸にしたのが反省点です。
メイショウタバルは最高評価ではなかったので三連単は躊躇いましたが、高速馬場+重馬場+単騎逃げ+内有利+前残りとこれだけ有利なファクターが揃っていれば頭固定三連単で行くのが正解でした。
ジャスティンパレスを買いたくなり過ぎた
 
 
まとめ

ワイド1点は使える 

 きまぐれで初めた新しい買い方ですが予想以上にスカしを拾ってくれてます。
というか最早主力券種と言ってもいい。 
ワイドは多点当たることもあるので2~3点で買われがちですが、一番自信のあるワイドを1点だけ抑えておくと死に馬券は生まれずに試行回数を増やせるので良い感じです。
1点買いなら予想も甘えずにピリッとする。 
穴軸なら2~3点でもいいかもしれない。 
 

賭け金を減らす

今年から賭け金を減らしています。
去年回収率40%とアホほど負けたのが主な理由ですが、そもそも去年大負けした原因に去年から賭け金を増やしたというのがありました。
全くそんな自覚はないんですが、金額が増えたことで無意識にビビってつまらん買い目になっていた気がします。今思えば負けを取り戻そうとして当たりもしない妙味を追いかけてました。それでいて当てたがっているからスイングも弱いと、2軍落ちを意識してフォームが崩れていた。
今は逆にアホほど当たってるので金額を増やしておけば! と思っていますが、そもそも金額を増やすと当たってなかったという説が濃厚なのでとりあえず今年一杯は今の賭け金ベースでやっていきたいです。 
 

点数を減らす

今年から点数を減らしています。
と言っても極端に減らしたわけではなく、軸は一頭にキュッと締めて相手は多くても5頭以内に収めるという普通の買い方です。去年はこの普通の買い方が出来ていなかった!
点数は減らせば減らすほど死ぬ馬券が減り馬券効率が上がるので、まあ大事なことだと思います。
 

点数を増やす

さっきと逆のことを言いますが安田記念のソウルラッシュやシックスペンスは買うつもりはありませんでした。
ソウルラッシュはバイアス不利な差し馬ですし、シックスペンスはそもそも強くないのに人気してる。
しかし実際は買い目に加えました。結局的中は馬連なので3着と12着のこいつらは買わない方が良かったんですが、去年は点数を減らすことが目的になって強いのは分かってるけど妙味がない馬、強くないけど恵まれる馬を切っちゃって外れる。というパータンが頻発してました。
点数を減らすのは大事だけど、それを目的にしない。
どうしても切れない馬がいたら増やしちゃってイイ! という気持ちで買い目を組んだ方がいい気がします。 
 

券種を増やす

今年から意識的に券種を増やしています。
馬連も買うけど馬単ワイドも買うよ。
三連単も買うけど単勝複勝も買うよ。
という感じです。
単勝馬連ワイドの併用が今のところ多いです。 
 
死に馬券を増やさない効率的な買い目と的中率を維持してメンタルの保全を両立しようとして「券種を増やす」という結論に至りました。
買い目を絞ると回収率は上がるがメンタルにヒビが入るので、「予想は当たったけど外れた」を回避して、「予想は外れたけど当たった」というごっつぁんゴールを呼び込めるようにしています。
馬連6点とか買ってたところを馬連4点単勝1点ワイド1点にした方が当たりやすいし死に馬券が減って戻しも良いよね? ということです。 
 
厳密な券種効率は落ちますが、複数の馬券を小点数で買う分死に馬券は減るのでトータルでは悪くありません。
何より「当たる」
宝塚記念とかジャスティンパレス本命で本来外れてるのが何故か当たってます。これは嬉しい。馬券が当たることより嬉しいことなどないのだから。 
 

最高評価の馬が最もトラックバイアスと展開に恵まれそうなら頭固定

そのまんまですな 
 

トラックバイアスフラットの人気軸は馬連

 トラックバイアスに恵まれた強い馬は事故がない限りほぼ勝ちますが、バイアスフラットの場合は逆転も全然あります。ヘデントールはビザンチンドリームに負けかけました。
そういう場合のリザーブ的な意味でも人気軸は馬連が安定します。
2倍近くまで行くと流石にアレですが、3~4倍前後なら馬連でもまあまあ跳ねます。 
 

買わなければいけない呪いの馬券に保険を仕込む 

 競馬をやってると「買わなければいけない呪いの馬券」というのが出現します。
競馬をやってる人なら分かるはずですが、とにかく出現するのです。私の場合は主にダノンベルーガとボンドガールとローシャムパークに呪いをかけられています。
 
この呪いの馬券は大抵当たらないので、BOX買いにするとか逆に点数を極力減らすとかハズレをカバーできるような馬券にしてなんとか脳を騙していきましょう。
 
 

己の助平心と向き合う

これが一番大事 
 

2025/06/15

宝塚記念SSP指数と全頭診断

宝塚記念 Hレベル 重馬場想定 小回り前重視
10ローシャムパーク 位置取り× まくり 重馬場◯
10ドゥレッツァ 重馬場△ 内枠
10レガレイラ スタート△ 重馬場?
10アーバンシック スタート× 重馬場△
10ジャスティンパレス 位置取り× 重馬場▲
9 ロードデルレイ 重馬場?
9 ベラジオオペラ スタート◎ 内枠先行 重馬場◯
9 ソールオリエンス 重馬場◎
8 メイショウタバル 単騎逃げ 重馬場◎
8 ショウナンラプンタ 大跳び
8 ボルドグフーシュ 超大跳び
7 ヨーホーレイク 重馬場▲
6 プラダリア 重馬場☆
6 チャックネイト 重馬場◎
5 シュヴァリエローズ 重馬場×
5 リビアングラス 重馬場◯
4 ジューンテイク
×9 ダノンベルーガ 位置取り×
 
9-10が8頭並ぶ大激戦の混戦模様。
どの馬が勝ってもおかしくなく、適性が重視されるが去年より馬場は渋らないはずで重馬場適性よりは小回り適性と位置取りを重視したい。 
 
競馬YouTuberみたいな評価(適性込み)
A評価 
ベラジオオペラ
ローシャムパーク
ジャスティンパレス
メイショウタバル

宝塚記念
A ベラジオオペラ(9)
最上位勢には僅かに劣るが、先行力と対応力の高さ、鞍上との呼吸で最上位勢を上回るパフォーマンスを出せる。

B ドゥレッツァ(10)
能力はトップクラスで前にも行ける速力がある。
重馬場は苦にするタイプっぽいがドバイ見る限り極端に悪くならなければこなせる

A ローシャムパーク(10)
能力トップもスタートが悪いくせに行きたがる鞍上殺しの馬。
常に出が遅いので先行の目は薄い。小回りには滅法強いし重馬場もこなす。

C プラダリア(6)
重馬場の鬼。ダービー5着、宝塚4着とG2級の性能はあり能力は足りてる。
去年よりメンバーが揃ってるので去年ぐらい馬場が渋らないと厳しいか。

D チャックネイト(6)
重馬場には強いが流石にこのメンバーでは厳しいか。
去年出てれば

C ボルドグフーシュ(8)
能力は上位勢にも引けを取らない。かなりストライドが大きく、前走大阪杯はインを回したが窮屈な競馬に。スムーズなポジションに持ち出したい。

A ジャスティンパレス(10)
能力はトップクラス。前走は度外視で、大阪杯も無理矢理に先行させてから見所のある走りをしている。阪神内回りは最も得意とするところで枠も良い。先行が決まれば。馬場の対応が鍵だが、稍重ぐらいならこなせるので回復待ち。

D シュヴァリエローズ(5)
このメンバーでは厳しい。

C ヨーホーレイク(7)
前走は出遅れから末脚発揮で3着もイン差しを決めたルージュエヴァイユの競馬。
大幅な相手強化になるが、枠は悪くないのでポジションを取ってどこまで。
 
D リビアングラス(5)
レースセンスが良く、渋った馬場にも強いがこのメンバーでは厳しい。

B ソールオリエンス(9)
ようやく馬体が完成もポジション取りが劇的に良くなった訳では無い。
阪神内回りよりは差しが決まるコースで。重馬場には滅法強い。

A メイショウタバル(8)
ドバイターフ5着は緩い馬場の恩恵も受けたがこの馬のベストレース。
今回は阪神内回りで馬場が悪く前残りならベスト条件。最高値を更新する期待も。

B アーバンシック(10)
スタートは改善傾向も遅いものは遅い。末脚は確かなものがあるが、ポジション争いが重要なレースになるとこの枠は厳しい。馬体重が大きく重馬場もよくない。

E ジューンテイク(4)
京都新聞杯、神戸新聞杯での好走はいずれも完璧に立ち回っておりそれ以上の上積みは期待できない。

B ロードデルレイ(9)
大阪杯での末脚は屈指で性能だけならベラジオオペラより上。
距離延長と重馬場への対応が鍵になるが、どこまでこなせるかは未知数。

C ショウナンラプンタ(8)
G2では最上位級だがこのメンバーでこの枠は厳しい。
キレ味が一歩足りない本質的に善戦タイプなので、展開が向いても紐まで。

B レガレイラ(10)
去年の有馬記念勝ち馬だがスローの中戸崎がインの好位置につける完璧な騎乗。差し馬の中では前に行ける方だが、流石にこの枠は……。アーバンシックと血統は同じだが、体重差の分こちらの方が重馬場はこなせそう。

2025/06/07

理想の絵の描き方

 
 
 本格的に絵をやり始めて3年ぐらい経ったんですが(Pixiv調べ)
ついに理想の絵が描けました。その再現性を高める意味でも備忘録的に理想の絵が描けた理由を書いておきます。 
 
可愛いと家


可愛いですね。
これが私の理想の絵です。 


  • 良い絵を描けるようになるには良い絵を描く必要がある 

 格闘ゲームなどの対人ゲームにおいては、押せないコンボや出来ない動きがあったらそれが出来るようになるまでトレモに籠もり続けて出来るようになるのが最も最速で、唯一の上達方法です。実践の中で上達する要素が極めて少ないと言い換えてもいいでしょう。
 
これが絵の場合、「良い絵を描く」ことでしか上達が見込めません。
良い絵が描けるようになるために良い絵を描く必要があるという、古龍を狩るために古龍の武具が必要になるようなジレンマがあります。 
 
10年以上前にコンプティークで連載されていたケロQメソッド

 
 
言い換えれば練習で上達する要素が極めて少なく、実戦の繰り返しで上達していくのが絵です。
模写やデッサンを100枚描けば何かしらの技術向上は見込めるかもしれませんが、それで良い絵が描けるようになるわけではない。 
 
  • 出来ないことはしない 

良い絵を描くために私が最も大事だと思ったのが出来ないことはしないです。
手が描けないなら手を隠した方が、服が描けないなら全裸にした方が良い絵になる確率は上がります。極論ですが、まあそういうもんだと思って受け入れていただきたい
 

私の場合の「出来ないこと」は「構図やポーズを0から着想する」でした。
それって絵のすべてじゃん、と思われる方もおらっしゃるかもしれないが、それって絵のすべてなんですよ……!!
 
なので、これが出来ないお陰で私はこれまでずっと絵が描けませんでした。
そして、それは今も出来ません。
ただ、出来なくても済むような方法を模索しました。
 
 

 例えば上記の絵のポーズは最近発表されたミリシタの新曲、Luvliminal imageのMVから引用していますし
 
 
1年で絵柄変わりすぎやろ

 その前に描いた絵は過去の自分が過去に描いた絵のポーズ、構図を丸々流用しています。
 
 

 また、この絵はゆゆ式5話アイキャッチのパクリオマージュですね。
(伝わらなかったらどうしようとソワソワしていた) 
 
 
 この他にもあらゆる方法で出来ないことをやらなくて済むようにしています。
流石に半分ぐらいは自分で考えて描かざるを得ないのですが、その時でも今頑張って描けば未来でポーズを使い回せると思えば気が楽になりますし、頑張る気持ちも湧いてくるはずです。本当かどうかは知りません。
 
自分の場合はラーメン発見伝で言うところのアレンジャー気質の人間であり(というか大体の人間がそうなのでは)、0から1を作るのは苦手だが1を元に2や3にしていくのは結構得意というか好きなのでこういう方法が通用しています。
 
世の中にはラフを描くのは好きだけど仕上げるのは苦手という変わった人間も相当数いるようで、そういう人たちとは真逆の性質ということなのでしょう。
 
 
余談ですがたまにやってる人がいるAIイラストを下敷きに描くやつは難易度が高くて基本的に微妙な仕上がりにしかならないのでオススメしません。
AIイラストの人体が歪みやすいポイントを理解していたり、とっかかりとして利用できる力量のある人がやって初めて有用になると思います。
 
 

  • 自分に出来る方法でやる

 私はずっと大陸系の厚塗りに憧れており、厚塗りっぽい感じの塗りに何度も挑戦しては派手に失敗していました。
 
厚塗りっぽいことをやろうとして失敗した例

 
 それでも大陸系っぽい絵をやる気持ちを捨てられなかった頃に、ラーメン発見伝の藤本クンよろしく自分の萌えの原体験であるマビノギの立ち絵を見返しました。
 
 
これや!!!!!!!
 
すごい!!!!!!!!!!
 
 
20年近く前のゲームですが現代基準においても相当萌えている。
自分の原体験はここにあったんだ!!!!!
 
そして何より、この工数の少ない塗りなら自分にも出来そうという勇気を与えてくれます。
お笑い芸人やライトノベル、小説家になろうやWEB漫画など、近代の多くの文化は「自分にも出来そう」という自惚れによって隆盛したはずです。
 
というわけで、こういう系統の工数の少ない塗りでメチャ萌えイラストを描いてる韓国人絵師をTwitterのパワーで4~5人見つけ、それを参考に研究して自分でも出来るように塗りを構築しました。
 
出来ないことはやっても出来ないので、出来る方法に切り替えるのは大事だと思います。
所謂いつもTwitterで言ってる腕を下げろバットを短く持てというやつです。
 
 
  • 出来たこともしない


実はというほどのことでもないですが、左のラフの顔の部分は以前描いた絵(右)の顔をそのまま引っ張ってきてます。目や塗りに至っては一切描いてません。
手はこの前手をたくさん描いて練習したデータの山の中からコピー&ペーストして左右反転しています。 
なのでこのラフで描いたのは服装の装飾の部分だけなんですね。
なんてエコなんでしょう。
 
さっきから手抜きの話しかしてない気がしますね。
後述しますがここで手を抜いた分が後々生きてきます。 
 

  • 常に上手くなり続ける

 流石に以前描いた絵そのまんまコピーというのもアレなので修正を加えるんですが、自信のある作品を元に改めて修正を加えると、なんと常に自分の最高得点を更新し続けることができます
出発点が自分の自信作なので、最低でもここには辿り着くという最低保証があります。
そうやって描いた今回の手や顔もデータベースに保存して、次回使うときに持ち出せば理論上は常に上手くなり続けることができる。(本当か?)
 
少なくとも、似たような構図の絵を描く時は以前描いた絵を下敷きにすればいいので、手間をグッと減らすことができます。
これも後述しますが、絵を良くするためには手間や面倒を減らすことが本当に大事だと思います。 
 

  • 原作を無視する


さっきの比較ですが、元の設定や衣装にはヘッドバンドなんてありません。(百瀬莉緒というキャラクターだけ付けてる)
じゃあなんで私の絵では付けてるのかというと、付けてた方が可愛いと思ったからですね。
あとイヤリングもちゃんとこの衣装のデザインが設定されてるんですが、描くの面倒そうだしあんまりこの絵には合わなそうなので勝手にデザイン変えてます。
 
よーみたら髪の色も目の色も原作とはぜーんぜん違います。
 
 
昔は自分も原作通りの設定で描かなきゃと思ってたんですが、 そこはある程度無視した方が逆に原作に似ると思うようになりました。
1から10までアニメーターのように合わせるならともかく、原作の雰囲気なんていうのはどの作品も唯一無二なので、中途半端に合わせに行くよりは自分にやりやすい方に方にと変えていった方が魅力は出やすいと思います。
 
左から緑色、青色、紫色の目

 というかそもそも原作の時点で絵柄から目の色髪の色まで全然違うんだから、絵の雰囲気に合う選択をその都度やっていくのが良いはず。
 
 

  • 替え歌をツイートする


 
 こんなクソみたいなツイートばっかりしてるアカウントをリムーブしないでいてくれるフォロワーちゃんは菩薩か何か?
 
 

  • 手を抜いたことで一番大事な要素(コンセプト性)に注力できた

 増山修(超スゴイアニメの美術監督)曰く、絵において最も重要な要素はコンセプトと設定だという。
俺たちはどうしても絵が上手くいかない時は、あわよくば良くなってほしいという祈りを込めて小手先の修正に時間を費やしてしまうが、上手くいかない時はそれ以前の工程が間違っている場合がほとんどです。
 
つまり、失敗してんだからバッサリ直せという身も蓋もない話になるのだが、人間が1つの絵に込められるガッツ値は限られている。
それは人によっては20かもしれないし、1000かもしれないのだが、とにかく限られている。
 
ここまで何時間もかけて頑張って描いてきた絵をバッサリ切り捨てて修正できるようなガッツ溢れる人間など、そう多くはいないだろう。
 
1から絵をひっくり返して修正すれば良くなることは理解ってはいるがガッツが足りず描き直せない

 
そこで重要なのが、ガッツ値を温存することです。
上の絵で言うならば顔や手は丸々コピー&ペーストなのでほとんど描く労力を使っておらず、残りのコンセプト性や絵の全体のイメージをまとめることにガッツの大部分を投入することができました。
労力を大して使っていないのだから、直すことにも抵抗がありません。 
 
絵において最も重要なのはコンセプト性なのに、多くの人は(類に漏れず自分も)そうではない小手先の作業にガッツ値の大半を持っていかれてるという現状があります。
上述のような工夫をもって、手抜きに手抜きに手抜きを重ねることで、絵において最も重要な工程であるコンセプト性に多くのガッツ値を回すことができました。
 
 
ここまで露骨な手抜きをしなくても、コンセプトが最も重要でそこに労力の大部分を割く。という意識配分ができるだけで随分と変わってくると思います。
 

  • 蜘蛛の糸を1本1本取り除くように色を塗る

 塗りの工程は基本的には最終工程なので、ハッキリ言ってガッツ値が全く残っていません。
なのでこれまでは、最も絵のイメージを左右する重要な工程なのにヘロヘロの状態で塗りをやっていい加減になってしまっていました。
 
それが今回は無数の手抜きを以てガッツ値を温存したことで、塗りの局面にも大量のガッツを投入できるようになりました。
具体的な話は難しいんですが、蜘蛛の糸を1本1本除去していくようにこの色でいいのかこの塗りでいいのかを確かめながら慎重に塗り進めることで、今までのどこか投げやりにやってた塗りと比べて随分良くなりました。
 
 
丁寧にやろう!(普通)
 
 
余談
ほとんどの人は絵の描き始めは慎重に、作業が進むにつれて描き慣れてくるといい加減で大雑把になっていく傾向にあります。
しかし絵はここまで書いてきたように、序盤は大雑把に進行し労力を温存し、後半は慎重に進めた方が上手くいきやすいです。
この意識の転換が大事なんですがまあ言うは易しです。 
 
 
終盤の寄せの部分は大事だから丁寧にやろう!(普通) 
 
 
 

  • 余計な影は自信のなさの現れ 

 これは未熟な人の絵あるあるなんですがほんまに影がゴチャゴチャしてます。
影がゴチャゴチャすることで何を表現してるのかどんなシワなのかがよく分からなくなってるし、全体的に汚い印象も感じさせます。
 
勿論僕もそうだ!
 
これまでの自分は影をゴチャゴチャ置くことでなんとか誤魔化そうとしてたんですが、本当に良い絵というのは影なんて塗らなくても下塗りで色を置いただけの状態でもよく見えるもんだということに気付きました。
 
我々がプロクラスの超絶スゴイ塗り技法を持っているならともかく、下塗りの状態でよく見えない絵はしっかり影をつけてそれっぽくしてもたかが知れているのだから線画から見直すべきでしょう。
 
逆に、色を置いただけの下塗りの状態で、それでもよく見えるんだったら(ほとんどないことだが!)、その絵はどうやっても上手くいくから自信を持って塗れるはずだ。 
自信がある限り、ゴチャゴチャした余計な影をつけて絵を汚すこともなくシンプルに塗れるはずです。これは精神の話なのでそう思えばそうなります。
 
 
 
 
 

  • おわりだよ~ 

ここまで書いておいてなんですが絵は個々人によって方法も目標もまるで違うのであまり参考にはならないと思います。
例えば厚塗りやラフを描くのが得意な人にとって大事なのはここに書いたことは全く正反対のことかもしれません。
 
また、ハウトゥ系の本や動画を読み漁ったときによく言われていた
「トリミングはキャラを目いっぱいに入れよう」 
「立体を意識しよう」
 
 というアドバイスを敢えて無視するようになってから、私は一気に描けるようになりました。
人の教えなんてものはシカトしてナンボですな。
 
「手抜きをしよう」なんてことを教える教師はいませんが、実際に自分は手抜きをすることで理想の絵が描けるようになりました。
結局こういう分野では個々人の属人性が強すぎて誰かの劣化コピーにすらなれないのだから、自分に合うフォームを自分で発明するしかないんでしょう。
 
人の話をよく聞いて、その上で自分にあう選択肢を試しながら取捨選択していくのが大事なんだと思います(普通)
 
 
じゃあ、オレはSwitch2を使ってウイニングポスト2025でハクタイユーの系統確立するから……  
 
 

2025/04/13

「牛」について解説記事

 
 
 
 まずは皆さんこちらの絵を見ていただきたい。
さっき描きました。
 
ジュリアちゃんラブリー路線


可愛いですか? 可愛いと思いますよね。
そう言ってほしい。
さもなくば私はあなたの何かを保証できない。


さて、この絵を見て皆さんはどう思いましたか?
私は、「牛」やな、と思いました。


 


 萌え絵に好影響をもたらす要素を分解した時、「牛」「真理」「アタックトリガー」の3種類の要素があることが近年(さっき)の研究で明らかになっています。

この3つの要素を意図的に操作することで、狙いに近い絵を描けるようになる。という理屈です。

兎にも角にもまずは牛の説明をさせてください。
 
 
 
 
 結論から言うと牛とは「可愛さのグレードアップに寄与する要素全て」です。
萌え絵は目の配置、輪郭、髪の描画、眉、描き込み、口の形、それらに付随する表情などあらゆる要素を以て可愛さのグレードアップを試みます。

その試みるという行為、あるいは試みた形跡全てを内包して「牛」と呼びます。

閑話休題
なんでこんな変な言い方をしているのかというと、既存の言葉で言語化するとそれは柔軟さを失ってしまい、本来表現できたはずの奥行きがなくなってしまうので、より広義的な意味合いを失わないように敢えて全く無関係の言葉で言語化しています。
 
閑話終わり


「牛」「真理」「アタックトリガー」の3要素の中で、牛は土台の役割を果たします。最も重要な要素であると言っていいでしょう。

「牛」は単体で成立します。
例えば先程の絵は牛の要素しかありません。牛に注力して描かれています(まー私の絵は大体全部そーですが)
アタックトリガーや真理は絵を補強するサポート的な要素なので、それだけで成立させることは難しいです(不可能ではない)

「牛」は概念なので、完成途上の絵を見て、牛が足りていないなという判断に至ればあらゆる手段を講じて牛をやります。
牛は単体で成立するので、牛があるのに絵が微妙……ということは中々ありません。
基本的に萌え絵を描くというのは牛を求め続ける行為となります。
牛をひたすらやり続けることで、萌え絵に「可愛い」が宿るようになっていきます。これは無意識でやってる人が多いでしょう。
それに名前をつけて意識して行うのが「牛」
 
 


真理について


真理は専門外というか今まで逃げ続けてきた分野なので軽く触りだけ紹介します。
真理とは「シチュエーション/コンセプト」です。


例えば「牛」に特化したこの絵には真理が一切ありません。
一応この絵には
「ジュリアちゃんがオシャレして、プロデューサーとデートの待ち合わせをしている」
 
という背景がありますが、それが受け手に伝わることはないでしょう。
白背景だし、伝えようとする努力を放棄しているし……。

このシチュエーション/コンセプト性と、それらを伝える為の工程をまとめて「真理」と呼びます。最近自分の中でハガレンブームがプチ再燃してます。

この絵に真理を加えようとした場合、「ジュリアちゃんがオシャレして、プロデューサーとデートの待ち合わせをしている」というコンセプトを伝える為には。

「街の鏡の前で髪型のチェックをする」
「駅前の背景などを描く」
「文章や台詞でシチュエーションを説明する」


などの補強が必要でしょうか。想像するだけでカロリーが多すぎてイヤになっちゃいますね。私は絵を描く前にカロリーを計算してそれが多い場合は逃げるタイプのカスなので真理とは相性が悪いです。
(しかし、いつかこの道に進まなくちゃいけない時がくるかもしれないんだ…(ドキドキ二択クイズ))

真理があると絵がグッと消化しやすくなるので、カロリーをあまり増やさずに真理を獲得できる方法を考えていきたいですね。

 
アタックトリガーについて


これはさっき思いついた要素です。
基本的に強力な絵には強力なアタックトリガーが装備されていることが多いです。
アタックトリガーとは「絵の攻撃力」と言い換えられます。
以前私は攻撃力理論という、ザックリ言うと「キャンバスの中で役をしていない部分を極力削ることで絵の攻撃力を上げる」という理論を提唱しました。
https://millionfire.blogspot.com/2024/03/32.html

今思うと低レベルな理論なのですが、発想はこれに近しいものがあり、それを実践的にバージョンアップしたものです。
 
 
 
 こういうのは自分の絵を貼るべきなのですが、私はアタックトリガーが出来ていないので人の絵を紹介させてください。
 
 この絵は極めて強力なアタックトリガーを数多く装備した究極のアタックトリガー絵です。
私の理想に近い絵ですし、本当に素晴らしいです。

この絵でアタックトリガーの役割を果たしているのは

「紅潮した顔、フキダシ、ハート」
「スクール水着」
「デカすぎるハミ乳」
「おへそや腰回りのやらしい塗りと輪郭」
「太い太もも」


などでしょうか。5点以上ものアタックトリガーを装備しており、その質も全てが最上級です。神。気付きにくいですがほくろもエッチですね。

この絵のアタックトリガーは大多数が肉感的なセクシー表現ですが、そうでないアタックトリガーもあります。
例えば

「服のセンスが良くオシャレ(メイドやバニーもここに該当する)」
「髪や手が繊細で美しい」
「好きなキャラだ(二次創作)」
「ロリ巨乳だ」

 
など、とにかく絵に「良さ」を添加できているものがアタックトリガーです。
シチュエーションやコンセプトが良さになることが多いので、真理と被る部分もありますね。

アタックトリガーは多ければ多いほど良いですが、1個でも十分役をします。ただし、その1個が強力でなければ絵の火力は落ちます(バズりや受けが目的で無いなら別にそれでいい)




3度目になりますが同じ絵を貼ります。
この絵は「服が可愛い」という狙いが唯一のアタックトリガーになっていますが、作者の画力が足りてなくて服を見栄え良く描画できてないですし、そもそも上半身で切れてるのでアタックトリガーの打点があまり高くありません。

一応「おっぱいを盛っている」という部分もアタックトリガーにならないかな~~とあわよくば狙っていましたが、直接的にそれが攻撃力に繋がってるということはなさそうです。

なので、この絵のアタックトリガーを強化するとしたら

「よりおっぱいを一目で分かる大きさまで盛る」
「下半身まで描いてファッション性をアピールする」
「服の描写のレベルを上げる」


などでしょうか。おっぱいをクソデカくするのは今からでも出来ますが、攻撃力が上がる代わりに防御力が著しく落ちるので今回の絵に適した処方とは言い難いでしょう。

全身を描くのは単純にカロリーが2倍以上に跳ね上がるのでしんどいです。
この絵はローコストで描けるから軽い気持ちで作ろうという、カービィのエアライドと同じ制作背景があるのでコストが上がるのは本末転倒。

描写のレベルを上げるのは頑張りますが、シンプルに筋トレなので辛いぜ。
 
 


とまあ、決定的なアップグレード案は見つからないものの、絵の良さを発揮してる部分を「アタックトリガー」と定義し言語化したことで、
 
「どこにコストをかければ良くなるか」
「今回はコストをかけたくないので妥協をする」
 
という判断が可視化できるようなりました。これが最も大きい効果ですね。描写の筋トレは頑張ります。






以上が「牛」「真理」「アタックトリガー」の説明です。
いかがだったでしょうか?

 
 
 
 これまで書いてきたことを端的に言語化するとこの図になります。分かりやすいですね。
今までの話は一体何だったのでしょう。
でも明暗とか色価とか言われてもピンと来ません。そもそも要素が多すぎて、これらを実践の中で噛み砕いて意識するのは難しいです。

故に、「牛」というオリジナルの呼称が必要だった。
名前をつけたことで、今まで無意識だったものが意識できるようになった。
そこに牛の意味があるのです。
 
 

 
 
 


 
 
 
 

2025/03/15

ウイポ10 2025 エディット案

前回はこちら
前回査定とそんなに変わらない馬(シンエンペラー、レガレイラなど)は割愛します。
 
 
最近の馬
仕方のないことだがウイニングポストシリーズでは実績の少ない最近の馬はかなり弱く設定されている。
こればっかりはコーエーも見込みで査定するわけにもいかないので、ユーザーが一々エディットしよう。

ショウナンザナドゥ
最近1400mのフィリーズレビューを勝利したため、デフォの距離適性1600~2000は合わない。
最終的にはスプリント路線も見据えつつスタミナを下げて、能力強化ついでに気性も激にしておこう。
 
 
 
コスモキュランダ
世代でも上位の馬だがタイトルが弥生賞だけなのでイマイチ弱いのと、まくり戦術が武器の馬なのにロングスパートが付いていない。
ウイニングポスト開発はコスモキュランダは後方で脚を溜めろ派なのかもしれない。
また、菊花賞で大敗したためか距離適性が短いが、デムーロが無茶な乗り方をしたためであり長距離適性はあるはずという考え。
 

ジャスティンミラノ
ダービーがラストレースになったが能力はこの強豪世代でも最高クラス。
デフォはなんかヘナチョコなので浴びるほど強くしてもいい。 
 
 
 
 
 
 
ステレンボッシュ
デフォは距離上限2400だが、距離は伸びれば伸びるほど良さそうで有馬記念や(出ないだろうが)天皇賞・春でも楽しめそうな馬。
少なくとも有馬記念は出れるようにしてもバチは当たらない。
 
 
 

ソンシ
名前がヤバいが由来は「孫氏」
重賞勝ちこそまだないが、スプリントではトップクラスのパフォーマンスを残している。
無冠なのでウイポではまだまだクソザコだし、何故か1200適正もないので強化してあげよう。



ビザンチンドリーム
海外長距離重賞を制覇。
スタートが終わってるが、スタート以外の能力は高い。
 
 
 
 
フォーエバーヤング
全てを強化。日本歴代最強ダート馬。
反応が鈍いのでズブいを追加。
 
 
 
 
ヘデントール
菊花賞2着。この世代でも屈指の実力馬だが収録時点ではまだ無冠なので弱い。(後にダイヤモンドSを圧勝)
少なくともアーバンシッククラスの能力はあるのでガツンと強化してやろう。
 
 
 
ボンドガール
世代最強クラスの牝馬。泣きながら詰めが甘いを追加。
 
 
 
 
 
ヤマニンウルス
謎の存在。どういう能力にするのが正しいのかは、誰も分からない……。




イクイノックス
デフォ査定に全く納得がいってないので魔改造しています。
デフォは成長型早めなせいでウイポ公式の広報動画でもダービーでドウデュースに勝ってしまっていた。
成長型遅め、スピード76→78、ウマソナ秀才肌、サブパラ増加、健康調整等など……
 
 
 
ドウデュース
デフォ査定に全く納得がいってないので魔改造しています。
何と言ってもイクイノックスより低い健康E! 確かに現役中故障がなかったイクイノックスに対していくつかドウデュースは故障がありましたけど、使われ方が違うわけでそれはないでしょう!
スピードも74から76にしています。ドウデュースやイクイノックスに対してはこれだけ渋いのに、エフフォーリアデアリングタクトコントレイルは現役時代から爆盛りだったというのだから分からない!
 
 
 
アスクビクターモア
悲劇の死を遂げたが何故か健康がBある。コーエーさん!
 
 
 
ジオグリフ
何故かやっぱりまだまだダート適性がない。サウジC4着なのに……
 
 
 
 
プログノーシス
デフォは何故か健康G+
7歳までコンスタントに走っているのだが……。


海外馬編
 

オーギュストロダン
極端な競走成績からムラッ気追加。賢さ低下。
 
 
ロマンチックウォリアー
仕方のないことだがデフォはダート×
確かにサウジの砂は芝馬でも走りやすいのだが、ウイポには特にそういう区別はないのでちゃんとダート◎にしてあげよう。
性能的には固有適性もあり文句なしの最強クラス。気性「超激」はキンタマを抜けということなのだろう。
 
 
 
 
ゴールデンシックスティ
最強馬ロマンチックウォリアーを1600と2000でそれぞれボコボコにした最強馬を超える最強馬。
そのままだとSP74と、サブパラも含めるとロマンチックウォリアーより弱いことになるので強化しよう。
ロマンチックウォリアーと違って遠征経験は0なので、精神力は何なら限界まで下げてもいい。
気性「超激」はキンタマを抜けということなのだろう。







言うほど最近の馬でもない馬たち

 
 
オルフェーヴル
産駒がやたらダートで活躍しているし自身も調教ではダートが得意だったらしい。
一度もダートで走っていないが、ダート適性を上げるかどうかはお好みで。
成績が安定していたとはいえそれっぽさを出すために賢さは下げたい。
SP76も物足りないので、サブパラを下げた分だけSP78に盛る。
 
 
 
 

ドゥラメンテ
ウイポの能力は総合成績で決まるので仕方ないのだが能力がやや物足りなくクラシックでもキタサンブラックに苦戦を強いられる。
スピードを1上げて「坂越え」「直一気」の特性をつけて瞬発力を上げれば3歳春までならキタサンブラックに勝てるだろう。



サイレンススズカ
何故か一人旅がついていない。
素の能力ではエルコンドルパサーに勝てないので盛ってやってもいい馬。
 
スズカさんには盛ってはいけない

 


トウショウボーイ
ダートでは1着1回、2着1回なのだがダート適性×
△ぐらいはあっていいでしょうということで
 
 
 
 フランケル
14戦14勝馬の賢さがSじゃなかったら何がSなのかということで賢さをSに。
また、遠征を全く行わなかったのにも関わらずデフォの精神力がA+もある。
ここは下げてもいいポイントだろう。
 
 
 
 
アリダー
ウイポあるあるなのだがベルモントSでアファームドと3着以下を13馬身差突き放す大激戦を繰り広げたのに距離適性が2200mまでしかない。
これではマッチレースになんて到底ならないので、距離上限を伸ばしたい。
 
 
 
 
ミスタープロスペクター
現役時代は重賞を一度も勝てなかったが血統とスピード能力を買われて種牡馬入りするとノーザンダンサーに次ぐ成功を収めた大金脈。
前述の通り現役時代は凡庸な馬だったのだが、その圧倒的な種牡馬成績を再現するためかウイポの能力は異常に強い。(じゃあ普通に弱いサドラーズウェルズは何なんだよとか言ってはいけない)
三冠すら射程圏内であり、現役時代は接点すらなかったダリアやセクレタリアト級である。

現役時代がなかった種牡馬オンリーの頃はこの能力設定で良かったのだが、ウイポの時代がめくれていくにつれてついにミスタープロスペクターをも所有できるようになった。つまり能力設定に齟齬が生じる。

前置きが長くなったが要するに種牡馬としての性能を削らないように極力現役時代に近づけるように弱くしたい。

まずスピード能力は繁殖入りの際にスピードA+(76以上)の馬は、繁殖入りの際にスピード75に減少されるのでスピードを77から75に落とせる。
特性もスプリントギア以外は全部奪ってしまおう。
ダメ押しで剛腕×、風車ムチ×、詰めが甘いなどのマイナス特性をありったけ乗せる
「スピード能力は評価されていたがレースでは勝てなかった」現実の再現になる……かもしれない。史実では2着が多かったので少なくとも詰めが甘いはあっていいだろう。

まあこんなことをせずとも素直に能力を下げればいいのだが……
種牡馬能力と現実再現を両立させたい欲張りさん向けエディットでした。
 


ステイフーリッシュ
父ステイゴールドを彷彿とさせる長い現役生活で善戦を続け晩年にはレッドシーターフHとドバイゴールドカップという海外長距離重賞を連勝した、息の長い名脇役だが能力がやたら低く、名馬列伝にも海外の活躍が書かれておらず主な勝ち鞍にも載ってないと開発に忘れ去られてる疑惑がある。というか忘れられている。
ウイニングポストにはこういう忘れられた馬が度々登場します。大体4年後ぐらいには思い出される。

2025にてようやく思い出されました。ありがとう!