備忘録的に私がやってるKOI先生風の目の塗りについて書きます。
あらかじめ言っておくと、あくまでKOI先生風なので、KOI先生の目の塗りとはまあまあ違います。
カニカマとカニぐらい違います。
私がやってるのはカニカマです。その分、カニよりは少ない工数でお手軽に作れるのがウリなので、何かしらの参考になると嬉しいです。
KOI先生風目のメリット
・描きやすい!
・作画カロリーが低いのになんか手間がかかってるように見える
・キラキラで可愛いお目々になる
デメリット
・流石にKOI先生リスペクトが露骨すぎる
念のために説明すると、KOI先生の目の塗りというのはこんな感じです
1下塗り
この前描いた郁田はるきちゃんの目を例に説明します。
目の形は二次創作の場合原作に寄せるので割愛。オシャレポイント※1として下まつ毛を濃く入れてます。
また、ラフの時に瞳孔を描いておきます。この瞳孔の線は後で消すので適当に描きます。
瞳孔の位置で目線が決まるので、ラフの段階で瞳孔の位置を微調整して良い感じの目線になるようにします。
この絵の場合はカメラ目線にしたいので右目は右方向に寄せて、左目は中央に揃えています。
正面を向いてる場合でも目は左右対称の形にするとなんか絵が固くなるので、奥側の目を傾けたりズラしたり形状を変えるとなんか良い感じになります。
この時下に置く色は彩度が高すぎたり薄すぎたりしない色にします。
カラーサークルで言うと俗に言う黄金ライン※2と言われるここらへん
背景などの環境色にも左右されますし、必ずこの範囲の色を使わなければいけないということは全くありませんが、少なくともニュートラルな絵の場合はこの範囲の色を使うことでなんかまとまりやすくなります。
理由はよく分かりません。
※1 主にTCG用語で、先人が作った完成度の高いデッキや構成に自分のオリジナリティを加えることで台無しにする行為を差す。
※2 言われてない
2.目の黒い部分を塗る
この部分なんて言うんでしょうね。
色的には先ほど使ったベースカラーを元にかなり暗い色を使います。
形状はメガボーマンダの羽みたいな感じ。まずラフに沿って真ん中の部分から色を入れて、そこからペンを入れれば一発で描けます。
3.色彩を入れる
サブハイライトのような役割があります。
真ん中に一つと、上部左右に1つづつです。この際これをそのまま入れると輪郭がシャープになりすぎるので、一部をぼかしツールで軽くぼかしています。
色はベースカラーを少し薄めた色を使います。
私はベースカラーでそのまま塗ってから良い感じのところまで不透明度を下げています。この絵の場合は72%。
4.上まつげの謎の影
上まつげの謎の影を描きます。謎の影としか言いようがありません。
色はなんでもいいので気分で変えます。どちらかといえば明るい色。
この場合は髪の色をそのまま使っていますね。
KOI先生はやったりやらなかったりなので別にやらなくてもいいんだと思います。
色は薄くて明るい色ならなんでもいいです。このあとシャニマスの塗りに合わせるためにぼかしを入れてますが別にぼかす必要もそこまでありません。
KOI先生のはもっと透明色に近い感じですが、やり方が分かりません。
おそらくソフトライトレイヤーかハードライトレイヤーを使っているんじゃないという予感だけはあります。
6.描き込みと処理
瞳孔を覆うように黒い線を入れます。描き込みでディテールが上がります。
KOI先生のはもっと丁寧に繊細な描き込みが入ってますが、まあ私のはこんなもんです。
さっきの下の光の周囲に赤が入ってますがこれはシャニマス原作の塗りに寄せるための処理なので普段はしてません。
そして目の線の左右の部分を色トレス※3で赤色を乗せてます。
これはまあ大体の絵に使われてる処理ですね。理由は分からないがなんか良い感じになります。
※3 線画の上に色を置くことで線の色に変化をつける手法。アニメ制作の現場で使われいた言葉が語源で、ほぼ全ての絵に使われてる基本的な手法だが、その語感から知らん人からの誤用が絶えない
7.ハイライトを入れる。完成!
一応最後に紹介しましたが、私は好きなものから先に食べるタイプなのでかなり早い段階でハイライトは入れます。
ハイライトの位置ですがKOI先生の場合は上部に大きなハイライトを入れることが多いですが、私はどちらかオシャレポイント※4として片方にメインハイライト、もう片方下部にサブハイライトの構成を多用しています。元気さは薄れますがこの方が陰キャ感が出て好みです。
※4 主にTCG用語で、先人が作った完成度の高いデッキや構成に自分のオリジナリティを加えることで台無しにする行為を差す。
最後に真ん中上部の少しズラした箇所に明るい色を乗せます。
このワンポイントが結構効いてきます。
今は目の真ん中上部にハイライトを入れる絵が結構流行ってるんですが、左右にハイライトを置く基本的な方式を採用して安心感を与えながら、この処理を入れることで今風感も出せるというわけですな。KOI先生は天才。
この時の色は目と同系色で明るい色を置きますが、これもシャニマスの塗りに合わせるために完成版では白色になっています。
シャニマスはザ・今風なのでハイライトは目の真ん中上部に入ってるんですねぇ。
完成形がこちら。
この塗り方法を使えばお手軽にキラキラとしたディテール感のある可愛いお目々が描けます。
神絵師の眼を見てるとどうやって描いてんのか全く分からない意味不明な眼の描き込みが施されていて、パクりたくてもパクれないという事態が頻発するのですが(眼の描き込みが少ない絵はそれ以外に部分でポイントを出さないといけないのでそれはそれでパクれない)
この塗りはお手軽に導入できるのでオススメです。
それでは皆さんごきげんよう。












